桜花学園が岐阜女子を圧倒 78-33の45点差で白星発進 鉄壁の守備で4クォーター連続1桁失点

2026.8.23

 

【©️U18日清食品トップリーグ】

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」女子は

8月23日、国立代々木競技場第二体育館で行われ、

桜花学園高等学校が岐阜女子高等学校を78-33で下した。

 

大会初戦を迎えた桜花学園は、試合開始直後から攻守にわたって主導権を握り、岐阜女子を終始圧倒。最終的には45点差をつける大勝で、堂々の白星スタートを飾った。

一方、前日に四日市メリノール学院との開幕戦を戦っていた岐阜女子にとっては、この日が大会2試合目。連戦の中で強豪・桜花学園と対戦する厳しいゲームとなった。


 

▪️第1クォーターから桜花学園が主導権

試合開始から桜花学園は、持ち味である高い守備強度を発揮した。

勝部璃子選手、竹内みや選手、水林夢翔選手らを中心にボールをテンポよく動かしながら攻撃を組み立て、岐阜女子のディフェンスを崩していく。

第1クォーターは勝部選手が3ポイント2本を含む7得点を挙げるなど攻撃をけん引。桜花学園は23得点を奪う一方、岐阜女子を9得点に抑え、23-9と14点をリードして最初の10分を終えた。

岐阜女子は小沢すみれ選手が3ポイントを決めるなど得点を重ねたものの、桜花学園のプレッシャーを前に攻撃のリズムを作ることができなかった。

 

▪️前半で19点差の桜花学園が総合力 際立つ

第2クォーターに入っても桜花学園の勢いは衰えない。

岐阜女子がゾーンディフェンスを敷く場面でも、桜花学園は落ち着いてボールを展開。竹内選手が2本の3ポイントを決めるなど外からのシュートでも得点を伸ばし、國武珂憐選手や小玉愛莉選手らもインサイドで存在感を示した。

前半終了時点で桜花学園は36-17。リードを19点まで広げた。

ここまでの桜花学園は、フィールドゴール成功率47.4%、3ポイント成功率33.3%、フリースロー成功率75.0%を記録。攻撃の精度でも岐阜女子を上回った。

 

▪️第3クォーターで一気に勝負を決める

後半に入ると、桜花学園がさらにギアを上げる。

第3クォーターだけで24得点を挙げる一方、岐阜女子を7得点に封じ込める圧巻の内容。國武選手、水林選手らが得点を重ね、攻守両面で相手を上回った。

この10分間を終えて60-24。

リードは36点まで拡大し、試合の行方を大きく引き寄せた。

最終第4クォーターも桜花学園は攻撃の手を緩めず18得点。岐阜女子を9得点に抑え、最終スコア78-33で勝利した。

桜花学園は4つすべてのクォーターで岐阜女子を1桁得点に封じるという圧倒的な守備力を披露。試合を通じてリードチェンジは一度もなく、最大45点差までリードを広げた。

 

桜花学園では勝部璃子選手と國武珂憐選手がともに13得点を記録し、チーム最多タイの得点をマークした。

勝部選手は3ポイント3本中2本を成功させ、さらにフリースローも4本中3本を成功。25分59秒の出場で13得点、6リバウンド、3アシスト、2スティールを記録した。

國武選手はフィールドゴール11本中8本を成功させる高い決定力を発揮。13得点に加えて4リバウンド、3アシストをマークした。

さらに水林選手は12得点、6リバウンド、2スティール。45.5%のフィールドゴール成功率を記録し、攻守両面で存在感を発揮した。

竹内選手も2本の3ポイントを含む8得点に3アシスト、加地百花選手が7得点、小玉選手が6得点を記録。クースィク・アナヒタ選手も5得点、6リバウンドを挙げるなど、特定の選手に依存することなくチーム全体で得点を積み重ねた。

桜花学園は3ポイント6本、2ポイント23本を成功させ、フィールドゴール成功率は47.7%。フリースローも19本中14本を決め、73.7%の成功率を記録した。

 

▪️ターンオーバーから24得点 ペイント内でも圧倒

スタッツからも桜花学園の総合力が浮き彫りになった。

岐阜女子のターンオーバーから桜花学園は24得点を奪取。相手のミスを確実に得点へつなげる守備からの速い展開が、大量リードを生み出した。

ペイントエリアでの得点も桜花学園が40-18と大きく上回り、インサイドでのフィニッシュ力でも優位に立った。

リバウンドも45本対36本と桜花学園が上回り、攻撃だけでなくセカンドチャンスを生み出す部分でも試合を支配した。

チームとして22アシストを記録したことも、ボールを動かしながら全員で攻撃を作った桜花学園のスタイルを象徴している。


 

▪️岐阜女子は花吉が8得点 小沢が7得点

岐阜女子では花吉詩南選手が8得点、6リバウンドを記録。

小沢すみれ選手は3ポイント1本を含む7得点を挙げた。

清水咲希選手が5得点、アメー・オジョヌグワ選手が4得点を記録するなど、最後まで得点を狙ったものの、桜花学園の高い守備強度を前に攻撃を伸ばし切れなかった。

チーム全体では3ポイント成功率14.3%、フィールドゴール成功率22.4%にとどまり、桜花学園のディフェンスを崩すことができなかった。

 

▪️桜花学園、圧倒的な完成度で好スタート

最終的に桜花学園は78-33、45点差という圧倒的なスコアで初戦を突破。

23-9、13-8、24-7、18-9と、4クォーターすべてで岐阜女子を1桁得点に抑えた守備力は、この試合最大の見どころとなった。

攻撃では78得点を挙げながら、ターンオーバーから24得点、ペイント内で40得点を奪取。さらに45リバウンド、22アシストと、各スタッツで総合的な強さを示した。

全国屈指の強豪校として高い実力を誇る桜花学園が、

トップリーグ初戦から攻守に完成度の高いバスケットボールを披露。

今後のリーグ戦でも、その存在感がさらに高まることを予感させる白星だった。

 


【試合結果】

岐阜女子高等学校 33-78 桜花学園高等学校

第1クォーター:9-23

第2クォーター:8-13

第3クォーター:7-24

第4クォーター:9-18