ウェンバンヤマ 母国フランスへチームメートを招待 粋な計らいで深まる絆…王座奪還へ結束強化

2026.8.4

【©️San Antonio Spurs 】

サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマ選手が、オフシーズンにチームメートを母国フランスへ招待し、ワークアウトを実施することが明らかになった。トレーニングだけでなく、自身のルーツや文化を仲間と共有する粋な計らいは、来季の頂点を目指すスパーズにとって大きな意味を持つ取り組みとなりそうだ。


 

現地時間8月3日、米国スポーツメディアでの報道によると、

ウェンバンヤマ選手はスパーズのチームメート8~10人をフランスへ招き、

合同ワークアウトを開催する予定だという。

 

スパーズの公式Xでは、2026年ドラフト全体1位ルーキーのディラン・ハーパー選手がフランスへ到着し、エッフェル塔を背景に笑顔を見せる様子も公開された。ウェンバンヤマ選手とハーパー選手は、週末にパリで開催された「NBAサマーハウス」にもそろって参加しており、現地でも交流を深めていた。

今回の取り組みは、単なる自主トレーニングにとどまらない。母国へ仲間を招き、自らが育った文化や環境を共有することで、コート内外での信頼関係をより強固なものにしようというウェンバンヤマ選手の思いがうかがえる。NBAではオフシーズンに選手同士が自主練習を行うケースは珍しくないが、自国へ招待してチームの結束を深める今回の企画は、リーダーとしての存在感を示す粋な計らいと言えるだろう。

ウェンバンヤマ選手はこのオフ、殿堂入りレジェンドのアキーム・オラジュワン氏とのワークアウトに加え、チームメートのディアロン・フォックス選手が主催するトレーニングにも参加予定。多彩な環境で技術を磨きながら、さらなる飛躍を目指している。

昨シーズンのスパーズは62勝20敗を記録し、7シーズンぶりのプレーオフ進出を果たした。ウェスタン・カンファレンスを勝ち抜いてNBAファイナルまで駒を進めたものの、ニューヨーク・ニックスに1勝4敗で敗れ、あと一歩で頂点を逃した。

キャリア3年目を終えたウェンバンヤマ選手は、平均25.0得点、11.5リバウンド、3.1アシスト、リーグトップとなる平均3.1ブロックを記録。満場一致でNBA最優秀守備選手賞(DPOY)を受賞したほか、MVP投票では3位に入り、オールNBAファーストチームとオールディフェンシブファーストチームにも選出されるなど、リーグを代表するスーパースターへと成長を遂げた。

 

224センチの規格外ビッグマンは、悔しさを味わったファイナル敗戦を糧に、新シーズンへ向けて着実に歩みを進めている。母国で育まれる仲間との絆が、スパーズを悲願のNBA王座へ導く原動力となるのか。