アンカラエフ復活の5回TKO! 元UFC王者がアブダビで再起成功 ガスコフを撃破し再び王座戦線へ
メインイベントのライトヘビー級(93キロ)で、アンカラエフはボグダン・グスコフと対戦。慎重な試合運びから終盤に一気に攻勢を強め、5ラウンド2分41秒、グラウンド&パウンドによるTKO勝利を収めた。
アンカラエフにとっては、昨年のアレックス・ペレイラ戦で王座を失って以来の復帰戦。約1年ぶりのオクタゴンで、持ち味である高いレスリング能力と冷静な試合コントロールを発揮し、再びタイトル争いへの名乗りを上げた。
▪️終盤に牙をむいた元王者 グスコフを圧倒
試合序盤、アンカラエフは無理に打撃戦へ持ち込まず、距離を管理しながらグスコフの強打を警戒。グスコフは短期間で急きょ代役出場となった中でも、強烈なパンチ力を武器に反撃の機会を狙った。
しかし、アンカラエフは時間をかけて相手の動きを読み、ラウンドを重ねるごとに主導権を掌握。
最終第5ラウンドにはテイクダウンから上を取り、強烈なパウンドを連打。レフェリーが試合を止め、元王者が完全復活を印象づけるフィニッシュとなった。
▪️王座奪還へ再始動「アンカラエフ時代」は終わらない
アンカラエフはこれまで、卓越したレスリング技術と世界トップ級の打撃力を兼ね備えたライトヘビー級屈指の実力者として評価されてきた。
一方で、昨年のアレックス・ペレイラ戦では開始直後のKO負けを喫し、長く築いてきた無敗街道が途切れる苦い経験も味わった。今回の勝利は、その敗戦から立ち直る重要な一戦となった。
試合後、アンカラエフは再びタイトル戦線へ戻る意欲を示しており、ライトヘビー級王座奪還への道を歩み始めた。
現在のUFCライトヘビー級は、王座を巡る勢力争いが激化している。アンカラエフの復帰によって、再びトップファイター同士の争いが加速することになりそうだ。
ライトヘビー級
○ マゴメド・アンカラエフ
5R 2分41秒 TKO(グラウンド&パウンド)
● ボグダン・グスコフ

