ペイサーズ指揮官が河村勇輝選手を絶賛「魅力的で惹かれてしまう」 試合に飛び込む姿勢と卓越したゲームメークを高評価

2026.7.11

【©️Indiana Pacers 】

NBAサマーリーグに参戦しているインディアナ・ペイサーズの河村勇輝選手(25)が、現地時間7月10日(日本時間11日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦で存在感を発揮した。ベンチスタートながら第2クオーターから出場し8得点4アシストをマーク。

得意のノールックパスなど随所で持ち味を披露し、99―93の逆転勝利に貢献した。


 

試合中には、ペイサーズを率いるリック・カーライルヘッドコーチが現地中継にゲスト出演。河村選手について熱い賛辞を送り、そのプレースタイルだけでなく、人柄や競技への姿勢にも高い評価を与えた。

カーライルHCは「彼は本当に好かれやすい人。魅力的で、つい惹かれてしまう存在なんだ」と笑顔でコメント。さらに、「ベンチから名前を呼ばれると、一気に試合へ飛び込んでいく。すぐにスコアラーズテーブルへ向かい、コートに立った瞬間から次々とプレーを生み出していく」と、その積極的な姿勢を称賛した。

続けて、「彼はバスケットボールを熟知している選手だ。プレーが起こる前から状況を読み、相手ディフェンスを崩す感覚が非常に優れている。接触の受け方もうまく、守備を翻弄する能力がある。そして何より、常に全力でプレーする姿勢が素晴らしい」と絶賛。河村選手の高いゲームメーク能力と献身的なプレーぶりを高く評価した。

河村選手は昨季、シカゴ・ブルズと2WAY契約を結び、シーズン途中には右下腿の血栓というアクシデントに見舞われながらも復帰。Gリーグでは11試合に出場し、平均18.7得点、11.0アシストを記録するなど圧倒的な存在感を示した。NBAでも18試合に出場し、平均11.6分のプレータイムで3.4得点、2.6アシストをマーク。創造性あふれるプレーで多くのファンを魅了した。

しかし、6月27日(日本時間28日)にはブルズがクオリファイングオファーを提示しない方針と報じられ、契約は一区切りを迎えた。その後、新天地を目指す勝負のシーズンとしてペイサーズのサマーリーグメンバー入りを果たし、NBA本契約獲得へ向けた新たな挑戦をスタートさせている。

サマーリーグ初戦となったこの日も、第2クオーター途中からコートに立つと、いきなり華麗なノールックパスで会場を沸かせるなど攻撃を活性化。8得点4アシストと攻守にわたって存在感を示し、チームの白星発進に大きく貢献した。

カーライルHCから送られた惜しみない称賛は、河村選手が新天地で確かな評価を築き始めていることを示している。NBA本契約獲得へ向けた挑戦は、幸先の良いスタートとなった。