スペイン代表が劇的勝利で4大会ぶりベスト4進出 終了間際にメリーノが決勝弾 “赤い悪魔”ベルギーを撃破

2026.7.11

サッカー男子スペイン代表(FIFAランキング2位)が11日(日本時間)、FIFAワールドカップ2026北中米大会準々決勝でベルギー代表(同9位)と対戦し、2―1で勝利。試合終了間際に決勝点を奪う劇的な展開で、“赤い悪魔”ベルギーを退け、4大会ぶりのベスト4進出を決めた。準決勝ではフランス代表との大一番に臨む。


 

ここまで大会5試合で9得点、さらに全試合無失点と攻守のバランスが際立っていたスペイン。一方、ベルギーも5試合13得点と圧倒的な得点力を武器に勝ち上がってきた。世界屈指の実力国同士による一戦は、序盤からハイレベルな攻防が繰り広げられた。

スペインは前半13分、アレックス・バエナ選手が裏へ抜け出してチャンスを演出。21分には18歳のラミン・ヤマル選手が強烈なミドルシュートを放ち、主導権を握る。

すると前半30分、右サイドを突破したペドロ・ポロ選手のクロスからダニ・オルモ選手がシュート。GKが弾いたこぼれ球をファビアン・ルイス選手が冷静に押し込み、スペインが待望の先制点を奪った。

その後もスペインが攻勢を続けたが、前半40分過ぎにベルギーが反撃。右サイドからのクロスをシャルル・デ・ケテラーレ選手が頭で合わせ、試合を1―1の振り出しに戻して前半を終えた。

後半はスペインが圧倒的なボール支配率で試合をコントロール。ヤマル選手を中心に何度もゴールへ迫るが、ベルギーの粘り強い守備とGKの好セーブに阻まれ、なかなか勝ち越し点を奪えない。

それでも迎えた後半43分、パウ・クバルシ選手が強烈なミドルシュートを放つと、GKが弾いたボールに途中出場のミケル・メリーノ選手が素早く反応。値千金の押し込みで勝ち越しゴールを決め、スペインが土壇場で2―1とリードを奪った。

最後まで1点差を守り切ったスペインは、2010年南アフリカ大会以来となる世界一へ向けて、4大会ぶりのベスト4進出を達成。勢いそのままに、準決勝では優勝候補のフランス代表との注目の一戦に挑む。