MAJ2026 Mrs. GREEN APPLEが最優秀アーティスト賞を連覇 ストリーミング時代の王者が示した圧倒的存在感
国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』(MAJ2026)のグランドセレモニーが13日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催され、最優秀アーティスト賞にMrs. GREEN APPLEが選出された。昨年の第1回大会に続く2年連続受賞となり、日本の音楽シーンにおける圧倒的な存在感を改めて証明した。
近年の音楽市場はCDセールス中心の時代からストリーミング主導へと大きく転換した。そのなかでMrs. GREEN APPLEは、単なるヒットメーカーの枠を超え、時代を象徴するアーティストとしての地位を確立している。
今回のMAJ2026では、『最優秀アーティスト賞』『最優秀アルバム賞』『最優秀J-POP楽曲賞』を含む主要部門で計8部門にノミネート。授賞式ではボーカルの大森元貴さんが、「昨年に続いての最優秀アーティスト賞、本当にうれしく思います」と喜びを語った。
さらに、「16歳の時に結成したMrs. GREEN APPLE。ずっと一人で曲を書き続け、孤独と向き合いながら制作してきたものが、メンバーとともにMrs. GREEN APPLEの楽曲になっていく。報われてうれしいです」とコメント。華やかな成功の裏側にある創作活動の苦悩と積み重ねをにじませた。
この日のMrs. GREEN APPLEはレッドカーペットにもサプライズ登場。さらにセレモニー第2部のオープニングアクトとして出演し、代表曲『クスシキ』を披露した。昨年開催地となった京都・平安神宮の映像演出を織り交ぜたステージは、MAJの歴史と自身の歩みを重ね合わせる象徴的なパフォーマンスとなった。
音楽関係者約5000人による投票で選出されるMAJは、業界内での評価が色濃く反映される賞として位置付けられている。そのなかで2年連続の最優秀アーティスト賞獲得は、人気だけではなく業界全体からの支持を獲得していることを意味する。
実際、Mrs. GREEN APPLEの数字は現在の日本音楽市場において突出している。
オリコン調べによると、同グループは2025年の年間デジタルランキングで1位を獲得。さらにアーティスト累積ストリーミング再生数は138億回を突破し、オリコン史上初となる100億回再生超えを達成した。累積1億回再生突破作品は32曲に達し、これは全アーティスト最多記録となる。
なかでも『ライラック』は男性アーティスト最速となる累積9億回再生を突破。ヒット曲を単発で生み出すアーティストは少なくないが、継続的に巨大な再生数を積み上げるMrs. GREEN APPLEの強さは際立っている。
かつての音楽業界ではCD売上が成功の指標だった。
しかし現在はストリーミング、SNS、動画配信サービスが人気を可視化する時代だ。その環境変化のなかで、Mrs. GREEN APPLEは若年層からファミリー層まで幅広い支持を獲得し、日本音楽界の中心的存在へと成長した。
MAJ2026の最優秀アーティスト賞連覇は、単なる受賞記録ではない。ストリーミング時代を代表するアーティストとして、日本の音楽市場をけん引する“新たな王者”の誕生を改めて印象づけた。


