W杯直前!遠藤航選手が無念の負傷離脱 日本代表に走った衝撃…長友佑都選手は言葉詰まらせ「ショック」、ミーティングでは涙も

2026.6.12

【©️JFA】

2026 FIFAワールドカップ北中米大会開幕を目前に控えた日本代表に、大きな試練が訪れた。チームの主将として森保ジャパンを支えてきた遠藤航選手(リバプール)が負傷のため大会を離脱。悲願のW杯に懸けてきた思いを知る仲間たちは大きな衝撃を受け、チーム内には涙が広がった。


 

日本代表は11日(日本時間12日)、ベースキャンプ地である米テネシー州ナッシュビルで全体練習を実施。14日(日本時間15日)に行われるグループリーグ初戦のオランダ代表戦に向けて最終調整を進めた。

しかしその日の朝、森保一監督から選手たちへ遠藤選手の離脱が伝えられた。日本代表の精神的支柱であり、中盤の要としてチームを支えてきた主将の離脱は、開幕直前のチームに大きな衝撃を与えた。

遠藤選手に代わりキャプテンを務めることになった板倉滉選手は、複雑な胸中を明かした。

「一番悔しいのは航くんだと思う。前回大会後からこのチームを引っ張り続けてくれた存在ですし、チームにとっても大きな痛手です。この現実を受け入れるのは簡単ではありません」

また、堂安律選手も「威厳のあるキャプテンだっただけに、本当に悲しい気持ちになった」と率直な思いを吐露。その一方で、「彼なりの考えや決断があって今回の結論に至ったと思う。僕たちはその思いも背負って戦うしかない」と前を向いた。

長年日本代表をともに支えてきた長友佑都選手も、遠藤選手の離脱について語る際には言葉を詰まらせた。

「ショックですし、本当に残念な気持ちです。すぐには整理できませんでした。彼がこの大会に懸けてきた思いを考えると、本当に辛かった。言葉が見つかりませんでした」

チームメートの渡辺剛選手によると、

離脱が伝えられたミーティングでは涙を流す選手もいたという。

「僕自身も涙を流しました。でも、僕たち以上に航くん本人が一番つらいはず。僕たちが泣いていいのか分からないくらいでした」

それだけ遠藤選手がチーム内で大きな存在だったことを物語るエピソードだ。

日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長は、「遠藤航選手がチームを離れました。メディカルスタッフからの報告を受け、森保監督が最終的に判断しました」と説明。関係者によると、今年2月に手術を受けた左足の状態が再び悪化したことが離脱の理由だという。

悲願のベスト8、さらにはその先を目指す日本代表にとって、遠藤選手の離脱は計り知れない痛手となる。しかし、仲間たちは主将が残した思いを胸に刻み、世界との戦いに挑む。

開幕直前に訪れた試練を乗り越えられるか。