石井武志選手プロ13戦目で悲願の世界初挑戦 憧れの武居由樹選手に続く王者へ 大橋ジムは“ヨネクラ超え”の6人目世界王者誕生に期待

2026.7.28

【©️Prime Video Japan】

大橋ボクシングジムは7月28日、横浜市内で記者会見を開き、

9月2日に横浜BUNTAIで開催するダブル世界タイトルマッチを発表した。


 

メインカードの一つとなるWBA世界ミニマム級王座決定戦では、

同級2位の石井武志選手(26=大橋)が、同級3位で元WBO世界同級王者のウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)と対戦。プロ13戦目にして悲願の世界王座獲得に挑む。

同興行では、WBA世界ライトフライ級王座決定戦も実施され、同級1位の吉良大弥選手(志成)が、元WBA世界ライトフライ級王者のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と拳を交える。

石井選手はキックボクシングからボクシングへ転向した異色のキャリアを持つ。

2022年5月のプロデビュー後、同年の全日本ミニマム級新人王を獲得。2023年9月には世界ランカー相手に黒星を喫したものの、その経験を糧に飛躍を遂げ、2024年9月には東洋太平洋ミニマム級王座を獲得。その後は2度の防衛に成功し、着実に世界挑戦への道を切り開いてきた。

会見では、

「本当にこの日のためだけにやってきました。9月2日は世界チャンピオンになります」と力強く宣言。対戦相手のメンデスについては「ボクシングが非常にうまく、ポイントゲームに長けた選手」と警戒しつつも、

「前回の試合から約1年間、フィジカルも技術も磨いてきた。あとはスパーリングで仕上げれば必ず勝てる。心を折ってギブアップさせたい」と、自信をのぞかせた。

石井選手は高校卒業後、地元・福岡でキックボクシングに打ち込んでいたが、K-1時代から憧れていた武居由樹選手の紹介を受けて大橋ジムへ入門。現在のWBO世界バンタム級王者でもある武居選手の歩みは、自身にとって大きな目標だったという。

「福岡を出てきた時は、まさか自分がこの舞台に立てるとは想像もできませんでした。ついにここまで来たという気持ちです。武居さんがK-1王者からボクシング世界王者になった姿を見て、自分もこうなりたいと東京ドーム興行の時に強く思いました」

憧れの先輩に続く世界王者誕生へ。

石井選手は新たな歴史を刻もうとしている。

また、大橋秀行会長も「ヨネクラジムは世界王者を5人輩出しており、それを一つの目標としてやってきました。石井が勝てば、大橋ジムとして6人目の世界王者となり、その記録を上回ることになります。それを大きなモチベーションにしています」

と期待を寄せた。

石井選手が世界王座を獲得すれば、大橋ジムにとって新たな歴史の1ページとなるだけでなく、キックボクシング出身選手として武居選手に続く世界王者誕生という快挙にもつながる。

なお、9月2日に横浜BUNTAIで開催されるダブル世界タイトルマッチの模様は、「Leminoプレミアム」で独占ライブ配信される予定だ。