もののけ姫 スーパー歌舞伎に宮崎駿監督「自然な話」 鈴木敏夫氏が制作秘話明かす

2026.6.5

スタジオジブリの鈴木敏夫代表取締役プロデューサーが5日、東京都内で行われた「スーパー歌舞伎 もののけ姫」(7月3日~8月23日、新橋演舞場)の制作発表記者会見に出席し、宮崎駿監督が作品の歌舞伎化について「ごくごく自然な話」と語っていたことを明かした。


 

1997年に公開された映画『もののけ姫』は、宮崎監督による代表作の一つ。

今回はスーパー歌舞伎40周年記念作品として舞台化され、主人公・アシタカとシシ神を市川團子さん、サンを中村壱太郎さん、乙事主を市川中車さんが演じる。

会見で鈴木氏は、映画公開当時を振り返り、「当時は“映画で時代劇は流行らない”という声も多く、さまざまな反対意見があった」と回顧。その上で、「そうした壁を乗り越えて完成した作品が、今度は歌舞伎として上演されることに感動しています」と語った。

この日は宮崎監督本人は欠席したものの、鈴木氏は監督の言葉として「『時代劇だよ。チャンバラなんだよ。それが歌舞伎になるのは、ごくごく自然な話じゃないか』と言っていた」と紹介した。

また、歌舞伎化を快諾した背景についても説明。

鈴木氏は過去に「スーパー歌舞伎II ワンピース」を観劇した経験があるとし、「尾田栄一郎さんに誘われて観に行ったが、とても面白かった。同じ制作陣が『もののけ姫』を手掛けたいと聞き、“ぜひやってください”という気持ちだった」と明かした。