村上宗隆選手 勝負強さ際立つ走者一掃打 ホワイトソックス大勝で再び貯金2 打点王争いも急接近

2026.5.23
【©️Chicago White Sox 】

シカゴ・ホワイトソックスが敵地で鮮やかな逆転劇を演じた。

22日(日本時間23日)、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に9―4で快勝。

試合を決定づけたのは、「2番・一塁」で先発出場した村上宗隆選手だった。


 

両軍無得点で迎えた4回、ホワイトソックス打線が一気に爆発する。

先頭から好機を広げると、無死一塁で打席に入った村上選手は、内角へ食い込むスライダーを左足付近に受けて出塁。ジャイアンツ側はすぐさまリプレー検証を要求したが、判定は覆らず死球となった。

このプレーをきっかけに打線の勢いは加速した。ホワイトソックスは一挙に5点を先制し、なおも2死満塁。再び巡ってきた第3打席で、村上選手が勝負強さを発揮する。

相手バッテリーに追い込まれながらも、外角球へ冷静に対応。鋭く引っ張るのではなく、逆方向へきれいに流し打った打球は左翼線を破り、走者3人が一気に生還した。スタンドがどよめく走者一掃の3点二塁打。ホワイトソックスはこの回だけで9得点を奪い、試合の主導権を完全に握った。

村上選手はこの日、安打数こそ1本だったものの、3打点に加えて2四死球を記録。大量リードの展開でも打席ごとのアプローチを崩さず、出塁能力と勝負強さの両面を示した形となった。

これで今季打点は36に到達。

リーグトップを走るジョナサン・アランダ選手との差を2まで縮め、

打点王争いでも存在感を高めている。

さらに本塁打部門では、アーロン・ジャッジ選手、ベン・ライス選手、バイロン・バクストン選手らを抑えてトップをキープ。

メジャー挑戦1年目ながら、“二冠”という現実味を帯びた数字が見え始めている。

チームも再び貯金を「2」とし、上昇気流を維持。ア・リーグ中地区では首位のガーディアンズが7連勝と快進撃を続けているが、ホワイトソックスも粘り強く追走している。