元K-1王者 KANA選手 激闘の末に判定負け ラウェイ女王ベロ・ニカ選手との接戦に惜敗、連勝ならず
【©️ONE Championship 】
5月22日(日本時間)、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 155』の第2試合 アトム級キックボクシングマッチで、元K-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA選手(Team Aftermath)が、ミャンマーの強豪ベロ・ニカ選手に判定0-3で敗戦。接戦を演じたものの、ONE参戦後の連勝はならなかった。
KANA選手は初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者として活躍。
2024年12月のONEデビュー戦ではアニッサ・メクセン選手に判定負けを喫したが、その後は勝利を挙げて巻き返し。今年3月の日本大会ではONE女子アトム級キックボクシング王者ペッディージャー選手に挑戦したものの判定負けで王座獲得はならなかった。一方、同11月開催の『ONE 173』では、復帰戦となったスタンプ・フェアテックス選手から判定勝利を大金星を挙げ、大きな存在感を示していた。
対するベロ・ニカ選手は、ミャンマー伝統格闘技ラウェイの元王者。
国内ボクシング大会を制した実績も持つ打撃型ファイターで、ONEではムエタイルールを主戦場に戦い、デビュー戦黒星後は3連勝と好調を維持していた。
試合は開始直後からKANA選手が積極的に前進。ジャブやカーフキックを軸にテンポを作り、スピードを生かした攻撃で主導権を握る。対するベロ・ニカ選手も左右フックを振り抜き、パワフルなカウンターで応戦した。
第2ラウンドでは、KANA選手が左右にスイッチしながら手数と足数を増やし、右カーフキックでダメージを与える展開。試合を優位に進めているようにも見えた。しかし終盤、ロープ際に追い込んだ場面から打ち合いになると、ベロ・ニカ選手の右フックがヒット。さらにヒザ蹴り、左フック、右ストレートと連打を浴び、KANA選手がバランスを崩す場面も見られた。このラウンドはベロ・ニカ選手が印象を強く残した。
勝負の最終 第3ラウンド、KANA選手は再び前に出て反撃。
パンチを強振しながら距離を詰め、顔面への前蹴りや右ハイキックもヒットさせるなど、攻勢を強めた。終盤には両者が足を止めて激しい打ち合いを展開し、互いに持ち味をぶつけ合う熱戦となった。
判定は3-0でベロ・ニカ選手を支持。
KANA選手は手数や積極性で上回った印象もあったが、ベロ・ニカ選手の重い一撃とダメージの大きさが評価されたとみられる。

