
5月5日、お台場海浜公園で開催されたスラックライン大会「SLACKLINE GAMES 2026 GIBBON CUP」において、トリックライン部門の決勝が行われ、
中村陸人選手が優勝を果たした。準優勝は弟の中村拓志選手。
今季 国内初タイトルを懸けた一戦は、
世界トップレベルの実力を誇る兄弟によるハイレベルな攻防となった。

スラックラインのトリックラインは、幅約5センチのライン上で跳躍しながら宙返りやひねりなどのアクロバティックな技を競う競技で、日本人選手は世界の第一線で活躍を続けている。この日行われた大会は、ビーチスポーツとのコラボレーションイベントとして同会場で継続的に開催されているもので、国内シーズンの幕開けを飾る重要な一戦となった。決勝では、近年世界のトップ戦線をけん引する中村兄弟が対戦。両者はこれまで公式戦決勝で3度目の顔合わせとなり、過去は1勝1敗の五分。
今季の主導権争いを占う意味でも注目のカードとなった。
採点はスラックライン連盟による加点・減点方式で行われ、完成度や難易度が細かく評価される。決勝は小数点以下で差がつく接戦となり、わずかな差で陸人選手が上回った。両者ともに、縦2回転と横2回転を組み合わせた高難度トリックを成功させるなど、世界でも限られた選手しか成し得ない技を披露。観客を魅了するハイレベルな演技の応酬となった。今大会の結果により、陸人選手が今季の国内タイトル争いで一歩リード。今後も中村兄弟を中心に、日本スラックライン界のハイレベルな競争が続いていきそうだ。