八村塁選手、“勝たせる12得点”の真価 レイカーズ連敗脱出の裏で光る安定感 レブロン・ジェームズ選手は貫禄のダブルダブル

2026.4.10

【©️NBA】

“数字以上の価値”を体現するパフォーマンスだった。NBAロサンゼルス・レイカーズは4月9日(日本時間10日)、敵地でウォリアーズに119―101で快勝。

連敗を3で止めた。その勝利の裏で、静かに試合の流れを整え続けたのが八村塁選手だった。

スタッツは12得点。しかし、その中身は極めて濃い。試合の“停滞”を断ち切り、“流れ”を呼び戻す得点が随所に散りばめられていた。


 

第1クオーターは無得点。それでも崩れない。焦れない。第2クオーターに入ると、左ウイングからの3ポイントで均衡を破ると、ジャンプシュート、さらにもう1本の3ポイントと連続加点。チームがリズムを取り戻すきっかけを作ったのは、間違いなく八村選手のシュートだった。

第3クオーターではプレーの幅を見せる。速攻の場面ではレブロン・ジェームズ選手のパスを受け、巧みなフェイクからフィニッシュ。さらにドライブからのジャンプシュートも沈め、“待つだけの選手ではない”ことを印象付けた。

最終的に約30分の出場で12得点、2リバウンド、2アシスト、3スティール。フィールドゴール成功率41.7%、3ポイント成功率50%と、効率面でもチームに安定をもたらした。

1試合前の前年度の王者サンダーとの対戦では、序盤にベンチへ下がる場面がありながらも、ダンク2発を含む15得点で意地を見せた八村選手。この日のプレーは、その流れを“結果”に結びつけた形とも言える。

一方、チームをけん引したのはやはりレブロン・ジェームズ選手。

26得点11アシスト8リバウンドのダブルダブルで試合をコントロールし、勝利を決定づけた。

前半を53―49で折り返すと、後半は主導権を完全に掌握。

レイカーズは危なげなく逃げ切り、プレーオフ4位シード確保へ“マジック1”とした。