元ブラジル代表10番、34歳で電撃引退 ICUで心臓が2分間止まる衝撃体験が引退決断の一つの理由

2026.4.5

【©️São Paulo FC】

ブラジル1部サンパウロに所属する元ブラジル代表MFのオスカルが、

自身のSNSを通じて現役引退を発表した。

かつてチェルシーFCなどで活躍した名手は、34歳という若さでスパイクを脱ぐ決断を下した。


 

引退の背景には、昨年末に起きた衝撃的な出来事があった。

プレシーズン中の検査で突如倒れ、救急搬送。

診断の結果、血管迷走神経性失神と判明し、一時は集中治療室(ICU)に入るなど、生命の危機に直面した。

ブラジルの専門誌の取材によれば、

「心臓が2分間、あるいは2分半ほど停止していた」という

極めて危険な状態に陥っていたという。

検査中に血圧が低下し、最終的には心臓マッサージを受ける事態に。

本人も当時を振り返り、「恐怖を感じた」と明かしており、

自身の健康を最優先に考えた末の決断だった。

 

オスカルはブラジル代表で背番号10を背負い、2014 FIFAワールドカップにも出場。

復帰したサンパウロでは、思うようなパフォーマンスを発揮できず、負傷にも悩まされた。「もっとチームに貢献したかった」と無念さをにじませつつも、「これからはサポーターとして応援し続ける」と前向きな姿勢を示している。