【WBC準々決勝】カナダ代表が優勝候補アメリカに惜敗 七回無死二、三塁の同点機を生かせず…初の4強ならず

2026.3.14

【©️MLB】

野球の国際大会 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝が3月13日、米ヒューストンで行われ、カナダ代表はアメリカ代表に3―5で敗れた。大会史上初めて決勝トーナメントに進出したカナダは終盤に猛反撃を見せたものの、あと一歩及ばず。七回に無死二、三塁の同点機を逃すと、最後まで流れを引き戻せず、大金星はならなかった。


 

序盤は投手陣がアメリカ打線につかまった。

初回、アーロン・ジャッジの二塁打を起点に先制点を奪われると、三回には守備の乱れから追加点を献上。六回にも失点を重ね、0―5と劣勢に立たされた。

それでもカナダは終盤に意地を見せる。

六回、四球で出た走者を足掛かりに適時打で1点を返すと、続く打席ではネイラーが右翼席へ2ランを叩き込み、一気に3―5まで追い上げた。沈んでいたベンチも一気に活気づき、スタンドのカナダファンからも大歓声が上がった。

迎えた七回、カナダは無死二、三塁と絶好の同点機を作る。しかし、直前の打席で本塁打を放ったネイラーが三飛に倒れると、後続の打者も連続三振。絶好のチャンスを生かせず、無得点に終わった。

九回には守備で併殺を奪うなど粘り、試合を最後の攻撃へつなげたが、アメリカの救援陣の前に反撃は実らなかった。

試合終了の瞬間、カナダの選手たちはベンチでしばらく動けず、グラウンドを見つめたままぼう然。うつむき、肩を落とす選手の姿もあった。

カナダはこれまでのWBCではすべて1次ラウンド敗退。

今大会は初めて決勝トーナメントに進出し、強豪アメリカを相手に終盤まで食い下がる戦いを見せた。惜しくも歴史的勝利には届かなかった。