大坂なおみ選手は選外・・・杉山愛監督「最後まで可能性を探ってくれた」 日本女子、女王イタリアへの雪辱戦へ

2026.3.13

女子テニスの国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ ファイナル予選「日本―イタリア」(4月10、11日=イタリア・ベッレトリ/クレー)に向け、日本代表の杉山愛 監督が12日に会見を開き、代表メンバーを発表した。注目されていた 大坂なおみ は今回のメンバーから外れた。


杉山監督は会見で、大坂選手の不選出について「4月はスケジュールを合わせるのが難しいという返答をいただいた」と説明。それでも「最後の最後まで可能性を探ってくれていました。もう少しのところだったと思います」と語り、代表入りが実現しなかった経緯を明かした。

今回発表された日本代表は、内島萌夏、坂詰姫野、日比野菜緒、穂積絵莉、青山修子の5人。シングルスについては「ランキング順で選出した」とし、現在好調の内島や、成長著しい坂詰ら若手にも期待を寄せた。

内島について杉山監督は「クレーコートを得意としており、勝ち星も重ねている。イタリア戦に向けても良い準備ができているのではないか」と評価。また坂詰についても「最近メキメキと力をつけてきている」と語り、今季のツアーでの経験値の高さを強調した。インディアンウェルズでは世界トップクラスの選手と対戦するなど手応えを得ており、「国の代表としてどう戦ってくれるのか楽しみ」と期待を込めた。

2026年大会のファイナル予選には14カ国が出場。シングルス4試合とダブルス1試合の計5試合で争われ、先に3勝したチームが勝利となる。1日目はシングルス2試合、2日目はダブルスの後にシングルス2試合が組まれる形式だ。

対戦相手のイタリアは、同大会で昨年まで2連覇を達成している強豪。

日本にとっては挑戦者として臨む戦いとなる。杉山監督は「私たちはチャレンジャー。思い切って自分たちの力を出すことにフォーカスしたい」と意気込みを語った。

さらに試合展開については「シングルスを1勝1敗で持ち込み、ダブルス勝負にできれば面白い展開になる」と戦略を明かし、「選手が1試合目からベストのパフォーマンスを出せるよう、スタッフ一丸でサポートしたい」と語った。

日本は2024年大会ファイナル準々決勝でイタリアに逆転負けを喫しており、今回はその雪辱を懸けた一戦となる。アウェーのクレーコートという厳しい条件の中、日本女子が王者イタリアにリベンジを果たせるか