ONE FF 177 = 雄飛選手がONE初陣で鮮やかな判定勝利!タイのムエタイ指導者オカザキを3-0撃破 世界への第一歩を踏み出す

2026.11.6

【©️ONE Championship】

タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催されたONE Championshipの大会で、HOOST CUP日本フライ級王者の雄飛(チームドラゴン)がONEデビュー戦に臨み、オカザキ・シルクムエタイ(タイ)に3-0の判定勝利を収めた。

3分3ラウンドにわたるキックボクシングルールの一戦。雄飛はサウスポーの構えから左ストレート、左ロー、左ミドルを軸に攻勢を組み立て、タイ人ファイターを相手に主導権を握った。

特に2ラウンド以降は、相手のミドルキックやテンカオ(飛び込んでのカウンターでのボディーへのヒザ蹴り)に対し、パンチの連打とボディ攻撃で応戦。

最終ラウンドには相手を転倒させる場面も作り、最後まで攻めの姿勢を貫いた。

 


▪️サウスポーの左攻撃が機能 初回から積極的に圧力


1ラウンド、雄飛はサウスポーから左ロー、左ミドルを繰り出し、オカザキの右ミドルに対抗。相手の蹴りをスネでブロックされる場面もあったが、距離を詰めて左フック、左ストレート、右フックとパンチをまとめ、攻撃の幅を広げていった。

ジャブから前進し、左ボディストレートを打ち込むなど、相手のガードを上げさせてボディと下段を狙う組み立ても見せた。

 

 


▪️中盤はパンチと連続でのボディ攻撃で主導権とポイントを確実に取る


ラウンドに入ると、オカザキは右ミドルに加えて右テンカオを多用。ムエタイをベースとする相手らしく、ヒザ蹴りを交えながら雄飛の前進を食い止めようとする。

しかし、雄飛は左ストレートを軸にパンチで応戦。左ロー、左インローで相手のバランスを崩しながら、左三日月蹴りをボディに突き刺した。

さらにロープ際に追い込むと左フックを打ち込み、オカザキはクリンチで攻撃を遮断。雄飛は相手のヒザ蹴りにもひるまず、パンチの連打で圧力をかけ続けた。

相手の蹴りを受けても攻撃を止めず、

次の攻撃につなげる対応力が光ったラウンドだった。

 


▪️最終ラウンド、転倒を奪って勝利を決定づける


3ラウンドも雄飛の積極性は変わらない。

オカザキの右ミドルに対して左ストレートや右フックを返し、飛び込んでくる相手のヒザにはパンチを合わせる。さらに左三日月蹴り、後ろ回し蹴り、胴回し回転蹴りと多彩な蹴り技も披露した。

試合終盤には、オカザキの右ミドルに合わせて左軸足ローを放ち、相手を転倒させる場面を作る。

残り10秒ではロープ際に追い詰め、パンチの連打で最後まで攻勢を維持。

判定に向けても明確な印象を残し、3者一致の判定勝利を手にした。

 

 


▪️HOOST CUP王者からONEへ、次のステージを見据える


雄飛は国内では主にHOOST CUPを舞台に実績を積み重ねてきた。

2025年9月にはHOOST CUP日本フライ級王座決定戦で滑飛レオンと対戦。接戦の末に2-1のスプリット判定で勝利し、初代フライ級 王座を獲得した。

さらに2026年3月の京都大会では、シュートボクシングのトップランカー小林大樹からダウンを奪って勝利。国内で着実に評価を高めてきたファイターだ。

12月にはHOOST CUP王座の初防衛戦も予定されており、今回のONE参戦は国内で築いた実績を国際舞台につなげる機会となった。

対戦相手のオカザキはタイのムエタイジム「Silk Muay Thai」でトレーナーを務める人物。

これまではONEに出場する選手のセコンドとして関わってきたが、今回は自身が選手としてリングに立った。RWSへの出場経験もあり、指導者としての経験だけでは測れない実戦経験を持つ難敵だった。

今後は12月に予定されるHOOST CUP王座の初防衛戦も控える。

 



■試合結果

ONE Friday Fights 177

ONEアトム級(52.2kg)キックボクシング 3分3R

オカザキ・シルクムエタイ(タイ/Silk Muay Thai)

判定0-3

雄飛(チームドラゴン)勝利