NBA=レブロン・ジェームズが試合中にファンの赤ワインを試飲!まさかの行動に会場爆笑「どれくらい美味しいか確かめたかった」41歳のスーパースターが見せた余裕
【©️Philadelphia 76ers 】
NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズ選手が、
試合中に見せた予想外の行動で世界的な話題を集めている。
現地時間11月2日、フィラデルフィア・76ersとシカゴ・ブルズの一戦。第3クオーターにルーズボールを追ったレブロン選手がコートサイドの観客席に飛び込み、ファンと接触した。その際、ファンが持っていたワインをこぼしてしまったのだが、驚くのはその直後だった。
なんとレブロン選手は、そのファンが持っていたカップを手に取り、ワインを一口試飲。まるで予定されていた演出のような、あまりにも自然体の振る舞いだった。
試合後には本人が笑顔で理由を説明。41歳となったベテランスターの余裕と、試合そのものを楽しむ姿勢が伝わる一幕となった。
▪️ルーズボールを追って観客席へ、まさかのワイン試飲
出来事が起きたのは、ブルズ戦の第3クオーター。タイリース・マクシー選手からのパスを追ったレブロン選手だったが、ボールには届かず、その勢いのままゴール裏の観客席へ飛び込んだ。
そこで接触したのが、長年シクサーズを応援しているシーズンチケット保有者のトロイ・クレモンズさんだった。
クレモンズさんが手にしていたワインは接触によってこぼれ、レブロン選手の腕や衣服にも付着。しかし、レブロン選手は謝罪した後、クレモンズさんのカップを手に取り、一口飲んでコートへ戻った。
試合後、AP通信などの取材に応じたレブロン選手は、次のように振り返っている。
「彼にぶつかってワインをこぼしてしまった。自分の腕にかかったワインがどれくらい美味しいのか、試す価値があるか確かめたかったんだ。悪くなかったよ(笑)」
この率直なコメントに、取材現場でも笑いが起きたという。
▪️ファンも大歓迎「彼がここにいてくれるだけでうれしい」
一方、思わぬ形で世界中の注目を浴びることになったクレモンズさんも、
今回の出来事を好意的に受け止めている。
米紙フィラデルフィア・インクワイアラーなどによると、クレモンズさんは約40年にわたってシクサーズを応援してきた長年のファン。ジュリアス・アービングさんがプレーしていた時代からチームを見続けている。
クレモンズさんはレブロン選手との出来事について、彼がチームにいてくれること自体がうれしく、ワインがこぼれたことも気にしていないという趣旨のコメントを残した。
試合後にはカップを処分し、新しい飲み物を受け取ったという。
スター選手とファンの間に生まれた偶然の交流。それを大きなハプニングとしてではなく、笑顔で受け止めるファンの姿も、今回の話題を温かいものにしている。
今回の出来事をさらに興味深くしているのが、レブロン選手の試合中の振る舞いだ。
この日は得点後にダンスを披露し、タイリース・マクシー選手を笑わせる場面もあった。マクシー選手がバスケット・カウントを決めた際にも、一緒に踊って喜びを分かち合うなど、チームメートとの一体感が印象に残った。
レブロン選手は試合後、長いシーズンを戦い抜くためには、
競技に集中するだけでなく、楽しむ時間も必要だと説明した。
「これは長いマラソンなんだ。仕事をしていても、集中していても、途中で楽しむ方法を見つけられなければ、疲れてしまう。だからこそ、特にキャリアのこの段階では、こうした小さな瞬間を大切にしたい。ファンは素晴らしい声援を送ってくれる。僕たちも最高のプレーとエンターテインメントで応えたい」
この言葉には、長年NBAの最前線で戦い続けてきた
レブロン選手ならではのプロ意識が表れている。
▪️ワイン好きとしても知られるスーパースター
レブロン選手は、以前からワイン愛好家として知られている。
コンディション管理や食生活へのこだわりが注目される中、
ワインに関するエピソードもたびたび海外メディアに取り上げられてきた。
今回の試合中の一口も、そうした本人の嗜好と偶然が重なった出来事として、米国のスポーツメディアが相次いで報じている。
▪️シクサーズは開幕7勝1敗、チームの好調も話題に
この日のレブロン選手は15得点、9アシスト、7リバウンドを記録。
チームも126―107でブルズを下し、4連勝を達成した。
シクサーズはこれで開幕8試合を終えて7勝1敗。タイリース・マクシー選手を中心に、ジョエル・エンビード選手、ジェイレン・ブラウン選手らを擁するチームは、好調なスタートを切っている。
41歳で迎えたNBA24年目。レブロン選手に求められるのは、もはや個人の得点記録だけではない。チームを勝利に導くプレー、若い選手との関係、そして観客を楽しませる存在感も含めて、その価値は大きい。
ファンのワインを一口飲むという、通常では考えにくい試合中のハプニングさえ、世界中のニュースに変えてしまう。
コート上では勝利を追求しながら、時にはユーモアも忘れない。レブロン選手が長年にわたってNBAの象徴的存在であり続ける理由は、こうした自然体の魅力にもあるのだろう。
■試合結果
フィラデルフィア・76ers 126―107 シカゴ・ブルズ
■レブロン・ジェームズ選手の成績
15得点、9アシスト、7リバウンド
■シクサーズの開幕成績 7勝1敗

