メッシ選手がバロンドール授賞式を欠席した理由は・・・米フロリダ州で「メッシカップ」観戦 育成年代の大会を優先か

2026.10.27

サッカー界最高峰の個人賞として知られる「バロンドール」の授賞式が10月26日(現地時間)、英国ロンドンで開催された。男子部門ではイングランド代表FWハリー・ケイン選手が初受賞を果たした一方、過去最多8度の受賞歴を持つインテル・マイアミのリオネル・メッシ選手は式典を欠席。米フロリダ州で、自身の名を冠した育成年代の国際大会「メッシカップ」を観戦する姿が確認された。

欠席についてメッシ選手本人から公式な説明は確認されていない。ただ、複数の海外メディアは、同大会への出席に加え、所属クラブの試合日程や長距離移動の負担などが背景にあった可能性を伝えている。

 


▪️メッシ選手は米国フロリダ州で大会を観戦


米スポーツメディア『ESPN』の公式SNSアカウント「SportsCenter」は10月26日、メッシ選手が「メッシカップ」の会場に姿を見せた様子を公開した。

映像には、メッシ選手がピッチ脇を歩き、試合を見守る姿が収められている。周囲の子どもたちやスタッフから声をかけられると、手を振って応じる場面もあった。

メッシカップは、16歳以下の選手を対象とする国際大会。2025年12月に第1回大会が開催され、2026年は第2回大会として行われている。

参加クラブには、開催地のインテル・マイアミのほか、バルセロナやニューウェルズ・オールドボーイズなど、メッシ選手とゆかりのあるクラブが名を連ねる。リバープレート、チェルシー、マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリード、インテル・ミラノなども参加している。

メッシ選手は2026年4月、スペイン・カタルーニャ地方のUEコルネジャを買収したことでも注目された。同クラブのU-16チームも大会に参加しており、メッシ選手はボカ・ジュニアーズとコルネジャの試合を観戦していた。

 


▪️欠席のもう一つの背景にクラブの日程と長距離移動の疲労を回避


米メディア『Sports Illustrated』は、メッシ選手がバロンドールを受賞する可能性が高くないと見られていたことに加え、インテル・マイアミの試合日程も欠席の背景として指摘した。

同クラブは10月24日にニューヨーク・レッドブルズと対戦し、次戦は28日にFCシンシナティ戦を控えている。ロンドンでの授賞式に出席する場合、米国と英国を往復する長距離移動が必要となり、試合に向けた調整にも影響する可能性があった。

また、メッシ選手は直前にスペインを訪問し、スポーツ分野での功績をたたえる「アストゥリアス皇太子賞」を受賞していた。欧州訪問から米国へ戻った直後だったことも、日程を考えるうえでの要素となる。

ただし、これらは海外メディアによる状況分析であり、メッシ選手が欠席理由として明言したものではない。

 


▪️バロンドールは5位で受賞ケイン選手が初受賞


今回のバロンドールで、メッシ選手は男子部門の最終ランキング5位に入った。

受賞したのは、バイエルン・ミュンヘンとイングランド代表で活躍したケイン選手。2025-26シーズンにクラブと代表で公式戦73得点を記録するなど、得点力とチームへの貢献が評価された。

2位はキリアン・エムバペ選手、3位はラミン・ヤマル選手だった。

メッシ選手は2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2019年、2021年、2023年と、これまでに8度バロンドールを獲得している。

今回の受賞は逃したものの、

39歳となった2026年も世界的な注目を集める存在であることに変わりはない。