卓球 WTT 張本美和が中国勢を連破 世界7位 陳幸同を4-1撃破 決勝で早田ひなを破った陳熠と激突〈WTTチャンピオンズマカオ〉
張本美和選手が、またしても中国の強豪を退けた。
卓球の国際大会「WTTチャンピオンズマカオ」は13日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング3位の張本美和選手が同7位の陳幸同選手(中国)を4-1(11-8、12-10、6-11、11-9、12-10)で撃破。中国勢との難しい一戦を制し、決勝進出を決めた。
決勝では、準決勝で日本のエース・早田ひな選手を破った中国の陳熠選手と対戦する。
▪️序盤から全力で打ち込み続けて主導権を握る
世界ランキング7位の陳幸同選手を相手に、張本選手は立ち上がりから積極的に攻めた。
第1ゲームは11-8で先取。続く第2ゲームも競り合いを制し、12-10で連取する。
いきなり2ゲームを奪ったことで、張本選手は勝利まであと2ゲームという状況に持ち込んだ。
しかし、第3ゲームでは流れが変わる。
張本選手にミスが目立ち始め、陳幸同選手に6-11でゲームを奪われた。
それでも、ここから崩れなかったのが張本選手だった。
▪️9-9からフォア、そしてバック
勝負を大きく左右したのが第4ゲームだった。
9-9まで互いに譲らない展開となる中、張本選手はフォアハンドの強打を連続して繰り出す。
勝負どころで攻撃のギアを上げると、さらに続くポイントでは強烈なバックハンドを決め、11-9。
競り合いをものにして、勝利まであと1ゲームとした。
▪️最後も9-9からカウンター
第5ゲームも簡単には終わらなかった。
再び9-9。決勝進出を懸けた終盤で、両者が激しくポイントを奪い合う。
ここで張本選手が見せたのは、相手の強打を利用した見事なカウンターだった。
相手が攻撃を仕掛けたところに対して鋭く打ち返し、貴重なポイントを奪取。
最後は12-10でゲームを取り切り、4-1で勝利を決めた。
世界7位の陳幸同選手を相手に、競り合った終盤をことごとくものにした張本選手。第3ゲームを落としても流れを手放さず、勝負どころで攻撃力を発揮した。
▪️早田ひなは陳熠と1時間超の激闘
一方、もう一つの準決勝では、世界ランキング6位の早田ひな選手が同12位の陳熠選手(中国)と対戦した。
試合はフルゲームまでもつれ込む大接戦となった。
早田選手は第1、第2ゲームを連続して落としたものの、第3ゲームを11-8で奪い返す。その後も一進一退の攻防が続き、第6ゲームでは18-16という壮絶な競り合いを制した。
しかし、最終第7ゲームは4-11。
早田選手は3-4(4-11、6-11、11-8、8-11、11-8、18-16、4-11)で敗れ、決勝進出には届かなかった。
試合時間は1時間11分。最後まで勝敗の行方が分からない激闘となった。
▪️決勝は張本美和vs陳熠
こうして決勝のカードは、張本美和選手対陳熠選手に決まった。
張本選手にとっては、中国勢を相手にした準決勝を突破した勢いを、そのまま頂点を懸けた一戦につなげられるかが注目される。
一方の陳熠選手は、早田選手とのフルゲームの激闘を制して決勝へ進出。
日本の若きエースと、中国の強豪を破って勝ち上がった陳熠選手。
「WTTチャンピオンズマカオ」の女子シングルス決勝は、日中の注目カードとなった。
【準決勝結果】
早田ひな 3-4 陳熠(中国)
張本美和 4-1 陳幸同(中国)
決勝
張本美和 ― 陳熠(中国)

