RIZIN.54=エドポロキング選手が上田幹雄選手を2R衝撃TKO 首相撲から強烈なヒザ「ヘビー級は俺に任せてください」
格闘技イベント「RIZIN.54」が11日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催され、ヘビー級のエドポロキング選手(ROOTS GYM)が上田幹雄選手(BRAVE)を2R・TKOで破った。
「RIZIN JAPAN GPヘビー級トーナメント」1回戦で実現した注目の一戦。エドポロキング選手は持ち前のフィジカルと打撃を存分に発揮し、最後は得意の首相撲から強烈な右ヒザを上田選手のアゴへ突き刺し、試合を決着させた。
■序盤から激しく主導権を争う
1R、中央を取ったエドポロキング選手に対し、上田選手も右前蹴りや左の蹴りを繰り出しながら前進。互いに距離を探りながら、激しい打撃戦を展開した。
エドポロキング選手は右ローや右カーフを軸にプレッシャーを強め、ワンツーから首相撲へ持ち込むと、左右のヒザを連続して突き上げる。
上田選手も組み付きながら応戦し、バッククリンチからヒザを打ち込むなど、一歩も引かない攻防を見せた。
1R終了時点では、両者が激しく削り合う展開となった。
■2R、エドポロキング選手の猛攻が爆発
試合が動いたのは2Rだった。
エドポロキング選手は右を振りながら左右のヒザを繰り出すと、右ストレート、左フックを立て続けにヒット。上田選手をコーナーへ追い込むと、さらに右、左とパンチをまとめていく。
そして決定的な場面が訪れる。
首相撲で上田選手の頭部をコントロールすると、まず右ヒザをボディへ。続けて頭を押さえ込み、強烈な右ヒザをアゴへ突き上げた。
この一撃で上田選手がダウン。エドポロキング選手がパウンドを1発加えたところで、レフェリーが試合をストップした。
2R・17秒、エドポロキング選手がTKO勝利。RIZINの舞台で、またしても強烈なインパクトを残した。
■「ヘビー級は俺に任せてください」
衝撃的な勝利を収めたエドポロキング選手は、両手を掲げて勝利をアピール。コーナーに登ると、興奮冷めやらぬ様子でマイクを握った。
「シャマ! お久しぶりです。やっぱ俺、ちゃうな。ヘビー級は俺に任せてください」
さらに、同大会で試合を終えたスダリオ剛選手を名指しして、
「さっきのあの試合はなんや、スダリオ。かかってこんかい、おらっ!」
と対戦を要求した。
一方で、勝利を自身だけのものとはせず、
「この勝利は一人のものじゃないので。一緒に練習してくれた人、サポートしてくれる人、ありがとうございます」
と周囲への感謝も口にした。
最後には、
「必ずトーナメント優勝して世界と戦って行くので、皆さんお願いします。シャマ!」
と力強く宣言。
MMA戦績を3戦3勝とした25歳のエドポロキング選手。米国でのトレーニングを経て迎えた今回の一戦で、さらなる進化を印象づけた。
RIZIN JAPAN GPヘビー級トーナメント制覇、そして世界への挑戦へ。
大型ファイターの台頭が続くヘビー級戦線で、エドポロキング選手が一気に存在感を高めている。
