【ONE SAMURAI 2】笠原弘希が塩川琉斗との王者対決を制す 圧力で主導権を握り判定勝利
『ONE SAMURAI 2』が8日、東京・EBARA WAVEアリーナおおたで開催され、第4試合では笠原弘希(シーザージム)と塩川琉斗(TOP STAR GYM)がフェザー級キックボクシングで対戦した。
シュートボクシング史上初の4階級制覇を達成した笠原と、第9代RISEライト級王者の塩川による注目の王者対決。笠原が前に出てプレッシャーをかけ、塩川が距離を取りながらカウンターを狙う構図となった。
■笠原が前進、塩川はカウンター狙い
1R開始から笠原は積極的に前へ出て、塩川を追い込む展開を作る。右ストレートを軸に右フックも織り交ぜ、パンチで手数を増やしながら主導権を狙った。
対する塩川は無理に打ち合わず、間合いを保ちながら左ストレートを狙う。笠原が踏み込んできたところにカウンターを合わせるスタイルで応戦した。
笠原が圧力をかけ続ける一方、塩川はやや手数が少なく、攻撃の主導権を握るまでには至らなかった。
2Rに入ると、笠原はさらに攻撃の圧力を強める。左フックを強く打ち込み、パンチを中心とした攻撃で塩川にプレッシャーをかけていく。
塩川もただ後退するだけではなく、笠原の攻撃に合わせて左のショートフックをカウンター気味に繰り出すなど、迎撃を試みた。
それでも笠原は攻撃の手を緩めず、強打を振り抜きながら前進。
互いに自分の持ち味を出す中で、笠原の積極性が目立つラウンドとなった。
■最後は足を止めて打ち合う
最終3Rも、笠原が前に出てプレッシャーをかける展開が続いた。
塩川は距離を取りながら応戦するものの、笠原の圧力を受けて後退する場面も見られた。
そして残り10秒。
両者はそれまでの距離を取る展開から一転、足を止めて最後の打ち合いを選択。
会場を沸かせる攻防を繰り広げた。
ただ、最後まで互いに決定的なクリーンヒットを許さず、3Rを戦い切った。
判定は2―1で笠原弘希。
接戦をものにし、王者対決を勝利で飾った。
笠原は序盤から持ち味である前進力とパンチの強さを発揮。対する塩川もカウンターを軸に応戦し、最後まで粘り強く戦い抜いた。両者のスタイルが鮮明に表れた一戦は、笠原が判定で勝利を手にする結果となった。

