坪井智也選手 プロ5戦目で世界王座獲得へ挑戦 日本最速記録タイの快挙なるか

2026.8.3

【©️Prime Video】

プロボクシング界に新たな歴史を刻む可能性が浮上。

帝拳ジムは8月3日、都内で会見を開き

9月27日に東京・トヨタアリーナ東京で開催される世界戦興行

「Prime Video Boxing 16」の対戦カードを発表した。

その中で注目を集めたのが、WBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也選手(30=帝拳)による世界王座決定戦への出場決定だ。

坪井選手は同級2位のリカルド・マラジカ選手(27=南アフリカ)と対戦し、空位となっているWBC世界スーパーフライ級王座を懸けて激突する。

同大会では、WBC世界バンタム級王者の井上拓真選手(30=大橋)と、同級1位の那須川天心選手(27=帝拳)による注目の再戦も予定されており、豪華な世界戦興行の中でも大きな注目カードとなる。


 

▪️アマ世界王者からプロの頂点へ 坪井選手の快進撃

坪井選手は2021年のアマチュア世界選手権バンタム級で金メダルを獲得した実績を持つトップアマチュア出身。

2025年3月にプロデビューを果たすと、持ち前のスピードと技術力を武器に快進撃を続けてきた。

同年11月には、元WBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス選手(メキシコ)と対戦。圧倒的なパフォーマンスを披露し、8回TKO勝利を収めるなど、世界トップレベルの実力を証明した。

その後、2026年4月には元2階級制覇王者のペドロ・ゲバラ選手(メキシコ)と対戦。試合は序盤にバッティングによってゲバラ選手が続行不可能となり、無効試合という結果になったものの、世界挑戦への評価を高める一戦となった。

 

▪️田中恒成選手に並ぶ歴代 日本最速記録へ

今回の世界戦で坪井選手が勝利し王座を獲得すれば、プロ5戦目での世界王座獲得となり、田中恒成選手(引退)が持つ日本最速記録に並ぶ快挙となる。

坪井選手自身はこれまで「記録にはあまり興味がない」と語ってきたが、前王者であるジェシー・“バム”・ロドリゲス選手(米国)が王座を返上したことで、世界王座への大きなチャンスが巡ってきた。

短いプロキャリアながら、世界王者経験者を撃破してきた坪井選手。日本ボクシング界が期待する新世代の才能が、9月27日、世界の頂点を懸けた大一番に挑む。