GOAT 第5試合 寺田匠選手 ISKA世界王座を判定防衛 武尊氏は“解説&セコンド”の異例 二刀流で会場沸かす
GOAT 第5試合ALBA歯科 presents ISKAユニファイドルール世界スーパーフェザー級タイトルマッチが行われ、王者・寺田匠選手(team VASILEUS)が、ドミニク・リード選手(ニュージーランド/South island leegar)を相手に3-0の判定勝利を収め、
王座防衛に成功した。
試合前から会場の注目を集めていたのは、武尊氏の動きだった。
この試合のみ、解説席に座るスーツ姿のまま寺田選手のセコンドに就く展開。
解説席には、このタイミングのみ、野杁正明選手が代役を担う。
異例の“二刀流”とも言える立ち回りを披露。
大会全体を盛り上げる存在感を放っていた。
1Rは開始直後から、両者がフルスイングで打ち合う激しい展開となった。
寺田選手は左ボディー、カーフキック、ローキックを巧みに織り交ぜながら主導権を握る。特にローキックによるダメージは徐々に蓄積されており、リード選手の動きを確実に削っていった。
2Rでは、寺田選手の強烈なローキックでリード選手がバランスを崩す場面も見られた。一方で、寺田選手自身も大振りの右ストレートを狙う場面が増え、やや攻撃が単調になる時間帯もあった。細かなパンチを被弾するシーンも見受けられたが、ISKAルールらしいアグレッシブな前進姿勢が高く評価され、流れは依然として寺田選手に傾いていた。
迎えた3Rでは、寺田選手の左ローキックが引き続き有効打として機能。
リード選手は鋭いカウンターを合わせる場面もあったが、寺田選手は被弾しても前進を止めなかった。上下への打ち分けを徹底しながら圧力を掛け続けた点が、大きな差を生み出した。
判定は30-27が3者並ぶユナニマス判定。
寺田選手がフルマークで勝利を収め、ISKA世界王座の防衛に成功した。
試合後、寺田選手はマイクを握り、
「大きなことを言っておきながら、無様な試合をしてしまい申し訳ありません」と率直な胸中を吐露。「こんな内容ではまだまだダメなので、しっかり鍛え直してリングに戻ってきます」と語り、さらなる成長を誓った。

