女子格闘技界の歴史を変えた女王が、最後に残したのは衝撃の17秒決着!そして夢のある女子格闘家 最高額ファイトマネーだった。
【Netflix sports】
元WWE女子王者のロンダ・ラウジーが18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州イングルウッドで行われた総合格闘技(MMA)復帰戦に出場。ジーナ・カラーノを相手に、わずか17秒で一本勝ちを収め、自身のファイター人生に幕を下ろした。
2008年北京五輪柔道銅メダリストのラウジーは、女子MMA黎明期を切り開いた世界的スーパースター。UFCで絶対王者として君臨した後はプロレス界へ転向し、WWEでも最高峰王座を3度戴冠。さらにハリウッド進出まで果たし、“女子格闘家の枠”を超えた存在として世界的人気を築き上げてきた。
今回の復帰戦は、人気ユーチューバー兼ボクサーのジェイク・ポールのプロモーション会社が主宰し、世界的大手配信サービス「Netflix」で中継されるなど、まさにビッグマッチ級の扱い。ラウジーはWWE時代と同じ「Bad Reputation」を背に入場すると、柔道家らしくケージ前で一礼。開始ゴング直後に豪快なタックルからテークダウンを奪い、そのまま十八番のアームバーを炸裂させた。
かつて女子MMAを世界的コンテンツへ押し上げた“女王”らしい、圧巻のフィニッシュだった。
試合後には、感極まった表情でカラーノと抱擁。「これで私のファイター人生は終わりです。夫にも家族にも、これが最後だと約束していた。もっと子供が欲しいの」と語り、正式に引退を表明した。
そして、今回あらためて世界を驚かせたのが、その“破格のファイトマネー”だ。
米メディアによると、ラウジーの最低保証報酬は220万ドル(約3億5000万円)。
対するカラーノも105万ドル(約1億7000万円)とされ、
女子ファイトとしては異例とも言える超大型契約だったという。
近年、女子格闘技は競技レベルだけでなく、経済規模でも急拡大を続けている。
かつては“男性中心”と見られていた格闘技界だが、今では女子選手が数億円規模の報酬を得る時代へ突入。世界的スターになれば、女子ファイターでも人生を変えるほどの収入を手にできる・・・そんな“夢のある世界”を、ラウジーは最後まで体現してみせた。
17秒の一本勝ちは、単なる勝利ではない。
女子格闘技が築き上げてきた巨大マーケットと、
その可能性を世界へ再提示した象徴的なラストマッチだった。

