レブロン・ジェームズがレイカーズ退団を正式発表 8年間の黄金時代に幕…NBA史上最大級の移籍市場が本格始動へ

2026.7.1

【©️Los Angeles Lakers 】

NBAの歴史が再び大きく動いた。

ロサンゼルス・レイカーズは7月1日(日本時間)、NBA史上最多得点記録保持者のレブロン・ジェームズがチームを退団することを正式発表した。2026-27シーズンは新天地でプレーする意思を球団へ伝えており、8シーズンにわたって続いた”レブロン時代”がついに終焉を迎える。


 

米国『ESPN』の報道後、球団も正式声明を発表。

NBA史に刻まれるスーパースターとの別れに、

球団、本人双方が感謝の言葉を送り合う異例の形となった。

レイカーズのオーナーであるジーニー・バス氏は声明で、「レブロン・ジェームズはスポーツ史上最も偉大なアスリートの一人です」と最大級の賛辞を贈った。

さらに、「2020年、世界が困難な状況に直面する中でチームを優勝へ導いてくれたこと、そしてパープル&ゴールドのユニフォームを着て数々の歴史を築いてくれた8年間に心から感謝しています。これからもレイカーズファミリーの一員であり続けます」と功績を称えた。

球団が公開した「Thank You, LeBron」と題するメッセージに対し、レブロンも自身のXで即座に反応した。

「こちらこそありがとう。レイカーズという偉大な歴史を持つチームでプレーできたことは、私にとって大きな誇りだった。少しでもファンの皆さんに誇りを感じてもらえていたなら、それ以上にうれしいことはない」

短い言葉ながら、8年間への深い感謝と別れへの思いをにじませた。

レブロンは2018年夏にレイカーズへ加入。

2020年には新型コロナウイルス禍で開催された”バブル”でチームをNBA制覇へ導き、球団に17度目の優勝をもたらした。

在籍期間中にはNBA歴代最多得点記録を更新したほか、歴代最多試合出場、史上最多22度のオールスター選出など、数え切れないほどの金字塔を打ち立てた。個人記録とチームの歴史、その両方を書き換え続けた8年間だった。

高校時代から「The Chosen One(選ばれし者)」として全米の注目を集めたレブロンは、2003年ドラフト全体1位でクリーブランド・キャバリアーズへ入団。その後、マイアミ・ヒートで2度のNBA制覇を達成し、古巣キャバリアーズ復帰後には2016年、球団史上初の優勝を実現させるなど、20年以上にわたりNBAの象徴としてリーグを牽引してきた。

今回の退団は、レイカーズにとっても新たな時代の幕開けを意味する。球団は今後、ルカ・ドンチッチを新たなフランチャイズプレーヤーの中心に据えたチーム編成を本格化させる見通しで、世代交代を鮮明に打ち出すことになる。

一方、41歳を迎えたレブロンは、キャリア24年目も現役続行を決断。

現時点で移籍先は明らかになっていないものの、フリーエージェント市場の解禁を前に、その動向はリーグ全体を揺るがす最大の焦点となっている。