ONE SAMURAI 4 メインイベントで戦う秋元皓貴選手 約4年7カ月ぶりの王座奪還へ「必ずベルトを僕の肩に」王者ハガティーは3度目の防衛に自信
10月17日に東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 4」。
バンタム級キックボクシング世界タイトルマッチを前に、挑戦者の秋元皓貴選手と王者ジョナサン・ハガティーが公開計量とフェイスオフに臨んだ。両者は規定体重をクリアし、世界王座を懸けた決戦への準備を整えた。
約4年7カ月ぶりの王座返り咲きを目指す秋元選手は、万全の準備に手応えを示し、「明日最高の試合をして必ずあのベルトを僕の肩にかけます」と力強く宣言。一方、2度の防衛に成功しているハガティーも、トレーニングの充実ぶりを強調し、3度目の防衛に自信をのぞかせた。
16日に行われた公開計量で、ハガティーは65.1キロ、秋元選手は65.5キロを記録。バンタム級キックボクシング世界タイトルマッチの規定体重である65.8キロ以下を両者ともクリアした。
計量後には、それぞれが鍛え上げた肉体を披露。秋元選手は両腕を高く掲げ、盛り上がった上腕と引き締まった腹筋をアピールした。対するハガティーも力強いポーズを決め、王者としてのコンディションを印象づけた。
続くフェイスオフでは、両者が至近距離で向き合い、鋭い視線を交わした。言葉だけでなく、表情や立ち姿からもタイトルマッチを前にした緊張感が伝わる場面となった。
▪️秋元皓貴選手も好調 3連勝の勢いを王座奪還につなげる
秋元選手は2022年3月、ONEバンタム級キックボクシング世界王座を獲得。
しかし、同年11月に王座を失い、その後は3連敗を経験した。
それでも再起への道を歩み続け、ジョン・リネカー、ウェイ・ルイ、久井大夢を相手に3連勝。実績ある選手との対戦を重ねながら勢いを取り戻し、再び世界王座に挑戦する舞台へとたどり着いた。
今回のタイトルマッチは、秋元選手にとって単なるベルトへの再挑戦ではない。かつて手にした世界王座を取り戻し、自身が積み重ねてきたキャリアの価値を改めて示す機会でもある。
計量後、現在の心境について問われた秋元選手は「本当にしっかりと準備が出来て、最高の気分です」とコメント。さらに、ハガティーが保持するベルトを指しながら、
「このためにずっとやってきたので、明日最高の試合をして必ずあのベルトを僕の肩にかけます」と決意を語った。
言葉の中心にあるのは、王座奪還への明確な目標だ。
復活を印象づける3連勝を、世界タイトル獲得という結果につなげられるか。
秋元選手にとって、これまでの歩みが問われる一戦となる。
▪️王者ハガティーは3度目の防衛へ
迎え撃つハガティーは、ムエタイとキックボクシングの両競技で世界王座を獲得してきた英国の実力者だ。
2023年11月、ファブリシオ・アンドラージをKOで下し、ONEバンタム級キックボクシング世界王座を獲得。今年4月には与座優貴選手を破り、2度目の防衛に成功した。今回は3度目の防衛戦となる。
元王者の秋元選手を迎えるにあたり、ハガティーは練習の仕上がりに自信を示した。
「練習は非常に上手くいきました。秋元選手も準備しているはずですけど、私の方が強くなってます。明日は防衛します」
相手の準備を認めたうえで、自らの成長を強調。
王座を守る立場として、挑戦者の勢いを受け止めるだけでなく、
自身の進化をリング上で証明する構えだ。
秋元選手が王座を手にした2022年から、両者を取り巻く状況は変化している。
今回は、かつて世界王座を獲得した秋元選手と、
その後に王座を手にして防衛を重ねてきたハガティーが、
改めて世界一の座を争う構図となる。
【文:高須基一朗 瞬刊モッツ 編集部】




