亀田和毅選手が王者フィゲロア撃破へ自信「土曜日には私が世界チャンピオン」 スペイン語で堂々宣言、3階級制覇に挑む大一番
プロボクシングの亀田和毅選手が、世界王座奪還と日本人選手による3階級制覇を懸けた大一番を前に、王者ブランドン・フィゲロア選手との対決へ強い自信を示した。現地時間10月15日(日本時間16日)、米ネバダ州ラスベガスで行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチの最終会見で、亀田選手はフィゲロア対策について「今は教えられません」と明言。さらに「土曜日になれば、私が世界チャンピオンになるのを見ることになるでしょう」と勝利を宣言した。
試合は現地時間17日(日本時間18日)に開催される予定。
元世界2階級王者の亀田選手が、
現王者フィゲロア選手を相手にどのような戦いを見せるのか。
タイトル奪取に向けた最終局面を迎え、両者の緊張感は一段と高まっている。
▪️「今は教えられません」対策を明かさず、勝利への自信を強調
最終会見で注目を集めたのは、亀田選手の落ち着いた受け答えと、王座奪取への明確な意思表示だった。
司会者からフィゲロア選手への対策を問われると、亀田選手は「今は教えられません」と回答。具体的な戦術については明かさず、試合当日に向けて準備を進めていることをうかがわせた。
続けて「土曜日になれば、私が世界チャンピオンになるのを見ることになるでしょう」と語り、勝利への自信を前面に押し出した。
会見ではスペイン語で流暢に対応。
15歳からメキシコで武者修業を積んだ経験は、言葉の面だけでなく、メキシコをはじめとするラテンアメリカのボクシング文化に触れてきたキャリアとも結び付いている。
会見の最後に行われたフェースオフでは、王者フィゲロア選手と正面から向き合い、互いに視線を交わした。試合を目前に控え、言葉だけではなく表情からも両者の闘志が伝わる場面となった。
▪️立ちはだかる高き壁 王者フィゲロア 27勝20KOの実績
対戦相手のフィゲロア選手は、27勝(20KO)2敗1分けの戦績を持つ実力者だ。高いKO率を誇り、亀田選手にとっては世界王座を懸けた厳しい挑戦となる。
一方、亀田選手は42勝(23KO)5敗。豊富な試合経験を積み重ねてきた元世界2階級王者であり、今回のタイトルマッチでは、そのキャリアを生かして現王者の牙城を崩せるかが焦点となる。
両者の通算戦績だけを比較すれば、亀田選手は勝利数で上回る。ただし、過去の勝利数だけで今回の勝敗を予測することはできない。フェザー級の世界タイトルを懸けた12回戦では、序盤の主導権争いから中盤以降のスタミナ配分、相手の攻撃への対応まで、試合全体を通じた判断が重要になる。
亀田選手がフィゲロア選手の攻撃をどのように封じ、自らの持ち味を発揮するのか。最終会見で語られた自信がリング上でどのようなパフォーマンスにつながるのか、注目が集まる。
▪️勝てば日本人9人目の3階級制覇の快挙 キャリアを懸けた挑戦
今回の試合は、亀田選手にとって単なる世界タイトルへの挑戦ではない。勝利すれば、世界王座を獲得した階級が3つとなり、日本人選手として9人目の3階級制覇王者となる。
兄の興毅氏ら、亀田家が築いてきた世界戦の歴史を背負いながら、自らのキャリアに新たな実績を加える機会でもある。
もっとも、3階級制覇という記録は、試合前の発言だけで手にできるものではない。世界王者フィゲロア選手を相手に、12ラウンドを通じて実力を示す必要がある。亀田選手が積み重ねてきた経験と、今回の試合に向けた準備が、どのような結果を生み出すのかが問われる。
WBA世界フェザー級タイトルマッチは、現地時間10月17日、米ネバダ州ラスベガスで開催予定。日本では翌18日に試合が行われる日程となり、
DAZNでライブ配信が予定されている。
【文:高須基一朗 瞬刊モッツ 編集部】

