UFC Fight Night上海大会で元K-1王者リュウ・ツァーがデビュー戦! ジュニア・タファと激突
元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のリュウ・ツァー選手(29=中国)が、8月29日(現地時間)に中国・上海で開催される『UFC Fight Night』でUFCデビューを果たす。対戦相手は、かつてRIZINにも参戦したジュニア・タファ選手(29=オーストラリア)に決定した。
タファ選手は2022年の『RIZIN.40』でスダリオ剛選手を豪快な右ストレートでKOし、日本の格闘技ファンにも強烈なインパクトを残した実力者。
打撃を武器とする両者の対戦は、上海大会屈指の注目カードとなりそうだ。
リュウ選手は2023年のK-1無差別級トーナメントを制覇すると、2024年3月にはシナ・カリミアン選手をKOで下し、第4代K-1 WORLD GPクルーザー級王座を獲得。同年9月にはマハムード・サッタリ選手を判定で退け、初防衛にも成功した。キックボクシング戦績は18勝(14KO)3敗、K-1では6戦全勝(5KO)という圧倒的な実績を残し、今月2日にUFCとの契約が報じられていた。
一方でMMAには2023年から本格参戦。
中国のWLFを主戦場に3勝1敗の戦績を積み重ね、今年5月の『WLF W.A.R.S. 94』ではイゴール・バラバノフ選手(ロシア)を1ラウンドKOで下し、勢いそのままに世界最高峰の舞台へとたどり着いた。
リュウ選手のUFCデビュー戦の相手が誰になるのか注目される中で、海外メディアが7月8日にタファ選手との対戦を報道。UFC公式サイトにも対戦カードが既に掲載されており、デビュー戦のカードが正式決定した形なのは間違いない。
タファ選手は、元K-1ファイターでUFCでも活躍したマーク・ハントのチームでキャリアを積み、キックボクシングではGLORYにも参戦。
RIZINで鮮烈なKO勝利を収めた後はUFCへ戦いの場を移した。
現在のMMA戦績は7勝6敗で、7勝すべてがKO勝ちという高い決定力を誇る一方、UFCでは上位戦線への定着に苦戦している。
リュウ選手にとっては、UFCでの存在感を一気に示す絶好の査定試合のデビュー戦となる。しかし、タファ選手は一撃で試合を終わらせる破壊力を持つ危険なストライカーでもあり、決して侮れない相手だ。
K-1で頂点に立ったリュウ選手が、世界最高峰の総合格闘技団体でどのような第一歩を踏み出すのか。
【文:高須基一朗】

