秋元皓貴選手が4年ぶり王座タイトル戦へ 有明ONE SAMURAI 4決戦でハガティー選手の牙城に挑む

2026.7.9

【©️ONE Championship 】

世界最高峰の格闘技団体「ONE Championship」は、10月17日に東京・有明アリーナで開催する『ONE SAMURAI 4』(U-NEXT配信)の追加対戦カードを発表した。元ONEバンタム級キックボクシング世界王者の秋元皓貴選手(EVOLVE MMA/POD)が、現王者ジョナサン・ハガティー選手(英国)に挑戦する世界タイトルマッチが決定。約4年ぶりとなる王座返り咲きを懸けた大一番として、大会屈指の注目カードとなる。


 

秋元選手にとっては、自身のキャリアを左右する重要な一戦だ。

一度は世界の頂点に立ちながら王座を失い、その後は苦しい時期も経験してきた33歳が、日本のファンの前で再び世界王者のベルトを巻くことができるのか。その戦いに大きな期待が寄せられている。

対するハガティー選手は、ONE Championshipを代表するスター選手の一人。

7歳からムエタイを始め、12歳でアマチュアデビューを果たすと、2016年にはISKAムエタイ世界スーパーフェザー級王座、2018年にはWBCムエタイ世界スーパーフェザー級インターナショナル王座を獲得した。

2019年にONE Championshipへ参戦すると、同年5月にはサムエー選手を破ってONEフライ級ムエタイ世界王者に輝く。その後、ロッタン・ジットムアンノン選手に王座を明け渡したものの、2023年にはノンオー・ハマ選手をKOで下し、ONEバンタム級ムエタイ世界王座を獲得。さらに同年11月にはファブリシオ・アンドラージ選手を破ってONEバンタム級キックボクシング世界王座も手にし、ムエタイとキックボクシングの二冠王となった。

2024年9月にはスーパーレック・キアトモー9選手に49秒KOで敗れ、ムエタイ王座は失ったものの、キックボクシング王座は保持。2025年2月にはウェイ・ルイ選手を下して初防衛に成功し、負傷による長期離脱を経て、2026年4月の与座優貴選手戦で復帰し、

卓越したテクニックを発揮し、2度目の王座防衛を果たしている。

 

戦績は24勝(16KO)5敗。

一方の秋元選手は、2019年にONE Championshipへ参戦。

プロ初黒星を喫した後、5連勝を飾り、2022年3月にはカピタン・ペッティンディー選手を破ってONEバンタム級キックボクシング世界王座を獲得した。

しかし、同年11月のペッタノン・ペッティンディー選手との初防衛戦でスプリット判定負けを喫し、王座陥落。

試合後、ペッタノン選手に禁止薬物の陽性反応が確認され、

タイトルは剥奪されたものの、秋元選手に王座が返還されることはなかった。

その後は約1年半のブランクを経て復帰したが、ウェイ・ルイ選手、イリアス・エナッシ選手に連敗を喫し、一時は3連敗と苦しい時期を過ごすことに・・・。

それでも2025年3月のONE日本大会では、元UFCファイターのジョン・リネカー選手を接戦の末に判定で下し復活。同年11月にはウェイ・ルイ選手との再戦で雪辱を果たすと、2026年4月にはKNOCK OUTのエース・久井大夢選手との一戦でも勝利を収め、タイトル挑戦への切符をつかんだ。戦績は29勝4敗を誇る。

 

秋元選手は再び世界の頂点に立つことができるのか。

現王者ハガティー選手とのタイトルマッチは、

日本格闘技界にとっても大きな意味を持つ一戦だ。