【©️Oklahoma City Thunder,】

NBAファイナル第4戦が13日（日本時間14日）に行われ、西の王者オクラホマシティ・サンダーが第4クオーターのクラッチタイムに劇的な逆転勝利を収めた。エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがこのクオーターだけで15得点を挙げる圧巻のパフォーマンスを披露し、最終的にチーム最多の35得点をマーク。これでシリーズの対戦成績は2勝2敗のタイに並んだ。

 

13年ぶり2度目のファイナル進出となったサンダーは、第1戦で最大15点リードしながらも、終了直前にペイサーズのタイリース・ハリバートンに決勝弾を許し、惜しくも逆転負け。第2戦ではシェイが両チーム最多の34得点を記録し、1勝1敗に持ち込んだ。

しかし第3戦では再び敗れ、迎えた重要な第4戦。前半は互いに譲らぬ展開となり、サンダーは57―60と3点ビハインドで後半に突入。第3クオーターでは一時10点差をつけられる苦しい展開となったが、最終クオーターで反撃に転じた。

第4クオーターでは、何度も同点に追いつきながらなかなか逆転に至らなかったが、残り3分34秒からシェイが圧巻の3連続得点で勝ち越しに成功。そのまま主導権を握り続け、リードを守り切って勝利を収めた。

この試合でシェイは、クラッチタイムの得点を含め35得点と爆発。他にもジェイレン・ウィリアムズが27得点、途中出場のアレックス・カルーソが20得点と脇を固めた。

▪️シェイ・ギルジャス・アレクサンダーのコメント

「2勝2敗と1勝3敗では全く意味が違う。この試合ではディフェンスでしっかり相手を止め、自分たちのバスケを貫けた。細かいプレーまでやり切れるチームが、このシリーズを制すると思う」