ナインティナイン矢部浩之さん『ナイナイANN』2度目の卒業 12年ぶりの節目を和やかに締めくくる「ありがとう!」
【©️Nippon Broadcasting System, Inc. 】
お笑いコンビ・ナインティナインがパーソナリティーを務めるニッポン放送の人気番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木曜深夜1時)が
2026年10月29日深夜に生放送され、
矢部浩之さん(55)がこの日の放送をもって番組を卒業した。
2014年9月以来、約12年ぶり2度目となる矢部さんの卒業。
長年にわたって番組を支えてきた2人は、最後までナインティナインらしい笑いを交えながら、リスナーへの感謝を伝えた。
▪️冒頭から「ありがとう」岡村隆史さんが食事会のエピソードを披露
この日の放送は「ありがとう」という言葉からスタート。
岡村隆史さんは、矢部さんの卒業を前に、なかなかスケジュールが合わなかったことから、放送前に出川哲朗さん、さまぁ~ずの三村マサカズさんと3人で食事をしたことを報告した。
その席で「きょうでうちの相方、ラジオ最後なんですよ」と矢部さんの卒業を伝えたところ、三村さんから「矢部にこれ渡してくれないか?」と託されたという。
岡村さんが矢部さんに手渡したのは、さんまとしょうがのおにぎり。著名な芸人仲間との何気ない交流も、長年続いてきた番組ならではの温かなエピソードとなった。
▪️歌謡祭の思い出も GLAY「HOWEVER」を選曲
この日の放送は、10月25日に横浜アリーナで開催された番組イベント「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」を振り返る内容でもあった。
オープニングトーク後には、歌謡祭で矢部さんが熱唱したGLAYの「HOWEVER」をオンエア。矢部さんはイベントで「今回こそは、のどちんこ飛んでいくかもしれません」と笑いを誘いながら歌い上げており、番組でも当日の盛り上がりを振り返った。
リスナーからは、番組内で数々のネタを届けてきた「職人」たちを中心に、矢部さんへの感謝のメッセージが寄せられた。
▪️12月スタートの新番組も発表 岡村さんとの軽妙な掛け合い
エンディングでは、12月からスタートする矢部さんの新番組について、番組タイトルや放送日時などが発表された。
新たな番組情報を自ら伝えた矢部さんは「めっちゃ新鮮!これ言うの」とコメント。土曜夕方の放送と聞いた岡村さんも「出られなくもない」と話し、最後まで息の合った掛け合いを見せた。
岡村さんは「長いこと、オールナイトニッポンやらせていただきまして。(矢部は)前代未聞の2回目の卒業となりましたけども、どうでしょう、ここはオールナイト一本締めということで」と提案。
これを受け、矢部さんは「さみしい気持ちはグッと押し殺して、快く送り出してくれて、ありがとうございます!」とリスナーに呼びかけた。
そして、番組らしく「オールナイトニッポン一本締め」で締めくくることに。最後はおなじみの「わーわー言うとります」「お時間です」「さようなら」に続き、矢部さんが改めて「ありがとう!」と感謝を伝えた。
▪️1994年スタートの長寿番組 2014年の卒業から電撃復帰へ
『ナインティナインのオールナイトニッポン』は1994年4月にスタート。2人でパーソナリティーを務めてきたが、番組開始から約20年半が経過した2014年9月、矢部さんが最初の卒業を発表した。
その後は岡村さんが単独で番組を担当していたが、2020年5月に矢部さんが電撃復帰。再び「ナインティナイン」として番組を盛り上げてきた。
今回の卒業は、10月8日深夜の放送で発表されていた。12年ぶり2度目という異例の節目を迎えたものの、最後まで湿っぽさを前面に出すことなく、笑いと感謝に包まれた放送となった。
また、番組から派生した「オールナイトニッポン歌謡祭」は、岡村さんの単独パーソナリティー時代から続く恒例イベントとして定着。横浜アリーナを舞台に、豪華ゲストを迎える催しとして、多くのリスナーに親しまれている。
2023年2月には、ニッポン放送開局70周年に向けた大型特番『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』にも出演。ナインティナインがトップバッターを務めるなど、長年にわたり深夜ラジオの歴史を彩ってきた。
aikoさんをはじめ、森三中の黒沢かずこさん、ランジャタイの伊藤幸司さん、中島歩さん、サッカー元日本代表の吉田麻也さんら、芸能界やスポーツ界にも番組の熱心なリスナーがいることで知られる。
2度目の卒業を迎えた矢部さん。長年番組をともにしてきた岡村さんとの関係、そしてリスナーとのつながりを感じさせる、ナインティナインらしい節目の放送となった。
なお、番組は放送後1週間以内であれば、radikoで聴取できる。


