新作映画『バイオハザード』日本公開2日間で興収4億円突破!下野紘さんは「叫びっ放し」の収録秘話を告白 早見沙織さん、杉田智和さんも魅力語る

2026.10.12

【©️Sony pictures】

カプコンの世界的人気ホラーゲームを新たに映画化した『バイオハザード』が、日本でも好スタートを切った。10月9日の全国公開から2日間で、観客動員23万人、興行収入4億円を突破。10月11日に東京都内で開催された公開記念舞台挨拶には、日本語吹き替え版で声優を務める下野紘さん、早見沙織さん、杉田智和さんが登壇し、収録時の苦労や作品の見どころを語った。

全米での好調な興行に続き、日本でも公開直後から注目を集める新作。声優陣のコメントからは、シリーズの世界観を受け継ぎながら、新たな視点で恐怖を描く本作の特徴が浮かび上がった。


 

▪️日本公開2日間で興収4億円超え 全米でもシリーズ最高のスタート

ザック・クレッガー監督が手がけた新作『バイオハザード』は、世界的な人気を誇るカプコンのホラーゲームを原作とする映画作品だ。

日本では10月9日に全国公開され、最初の2日間で動員23万人、興行収入4億円を突破。週末のスタートとして好調な数字を記録した。

先行公開された米国でも、オープニング興収で初登場1位を獲得。全米興収は1億2500万ドル、全世界興収は2億4600万ドルに達したという。いずれも10月5日付のThe Numbersの集計として報じられた数字で、全米興収は映画『バイオハザード』シリーズの歴代最高記録となっている。

世界的な知名度を持つゲームシリーズを、新たな監督の視点で映画化した本作。

日本での公開後の興行推移にも関心が集まりそうだ。

 

▪️下野紘さん 主人公ブライアンの絶叫シーンに苦笑い

公開記念舞台挨拶では、

声優陣がそれぞれの役柄や収録時のエピソードを披露した。

恐怖の一夜に巻き込まれる医療品配達人ブライアンを演じた下野さんは、アフレコについて「ブライアンは叫びっ放し。あまりにもきついアフレコで、2日間に分けることになった」と振り返った。

さらに、これまで自身が演じてきた役柄と比較しながら、今回の収録の大変さを説明した。

「いままで、頭が黄色い子(我妻善逸)が一番悲鳴をあげていたが、今回ダントツで、ブライアンが一番叫んでいる」

アニメ『鬼滅の刃』の我妻善逸役でも知られる下野さん。絶叫の多い役柄を経験してきた声優ならではのコメントからも、ブライアンが直面する恐怖の大きさがうかがえる。

加えて、今回の収録では「ひとりぼっちだったので、寂しさが一番過酷でしたね」と告白。恐怖を表現する演技だけでなく、孤独な状況を声で伝える難しさもあったようだ。


 

▪️早見沙織さんが語る新たな視点 ゲーム未経験者も楽しめる作品に

主人公ブライアンの恋人ミシェルを演じる早見さんは、本作の物語の視点に注目した。

「今回は本当に普通な市民が『バイオハザード』の世界観に飛び込んで、いまを生きる私たちに近しいブライアンの視点で物語が進む」

シリーズでおなじみの恐怖の世界を描きながら、特別な能力を持たない一般市民の視点を物語の中心に据えている点が、本作の特徴の一つだという。

早見さんは「ゲームを知っている人も、これから触れる人も楽しめる」とアピール。長年のシリーズファンはもちろん、原作ゲームに詳しくない観客にも作品の魅力が届くことを期待させるコメントとなった。

ゲームの設定や登場人物への知識だけに頼らず、主人公が置かれた状況を通じて恐怖を体感できる構成であれば、シリーズへの入り口としても注目されそうだ。

 

▪️杉田智和さんはシリーズとのつながりに自信 誕生日ケーキのサプライズも

アンブレラ社の研究員を演じる杉田さんも、本作への思いを語った。

「バイオの歴史の中に、組み込まれるべきタイトルだと思っている。寛大な心で見ていただければ」

長い歴史を持つシリーズの一作として、本作がどのような位置づけになるのか。杉田さんのコメントは、シリーズファンに向けたメッセージとも受け取れる。

舞台挨拶では、この日誕生日を迎えた杉田さんに、アンブレラ社のロゴをあしらった特製バースデーケーキが贈られる一幕もあった。作品の世界観を取り入れた演出で、公開記念の場を盛り上げた。

 

▪️「バイオハザード」新作は日本でも根強い人気

日本公開から2日間で興収4億円を突破した『バイオハザード』。全米での好調なスタートに続き、日本でも観客を集めている。

今回の舞台挨拶で印象的だったのは、下野さんが明かした絶叫シーンの収録秘話と、早見さんが説明した一般市民の視点、そして杉田さんが語ったシリーズへの思いだ。

人気ゲームを原作とする映画では、既存ファンの期待に応えながら、新たな観客にも作品の魅力を伝えることが重要になる。日本での公開初動が、その後の興行にどこまでつながるか。