ONE FF 173 = 第1試合 加藤有吾選手が左ボディで鮮烈KO わずか1分13秒 相手選手は悶絶

2026.10.2
【©️ONE Championship 】

タイ・ルンピニースタジアムで10月2日に開催された「ONE Friday Fights 173」で、加藤有吾選手(RIKIX)が鮮烈なKO勝ちを収めた。

ONEストロー級ムエタイ3分3Rでファーラップ・トヨタラヨン選手と対戦し、1R1分13秒、左ボディでフィニッシュ。

相手の蹴りを受けながらも前へ出続け、最後は右フックから左ボディを正確に打ち抜いた。

ファーラップ選手はその場にうずくまり、立ち上がることができず。

加藤選手がわずか1分13秒で試合を終わらせた。


 

▪️序盤からボディを徹底的に狙う

1R開始直後から、加藤選手はボディへの攻撃を意識。

ジャブをボディへ突き、さらにワンツーもボディへ送り込む。

ファーラップ選手が前蹴りで距離を取ろうとしても、加藤選手はすぐに前へ出て右カーフを蹴り、相手の攻撃に付き合いながらも自分の距離を作っていった。

さらにファーラップ選手の蹴り足をキャッチすると、左右のフックをボディへ。

試合開始直後から、相手の身体へ攻撃を集中させていた。

決着の瞬間は突然だった。

ファーラップ選手が左の縦ヒジを繰り出す。

これを加藤選手がかわすと、右フックを打ち込み、続けざまに左ボディ。

この左ボディがファーラップ選手の身体に深く入った。

ファーラップ選手はその場でうずくまり、悶絶。

立ち上がろうとすることもできず、レフェリーが試合をストップした。

加藤選手が1R1分13秒、鮮やかなKO勝ちを決めた。

▪️強打を武器にキャリアを積み重ねる

加藤選手は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・石井宏樹氏の指導を受け、ジュニア時代から技術を磨いてきた。

プロデビュー後は持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にはWMC日本スーパーバンタム級王座を獲得。

2021年1月には岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメントも制している。

ONEには2024年12月の「ONE Friday Fights 91」で初参戦。

OFGムエタイでケイ・ジンジュン選手をKOし、ONEデビュー戦を勝利で飾った。

その後、2025年8月には鈴木真彦選手、2026年4月には堀本祐惺選手に敗れていたが、今回の勝利で再び強烈なインパクトを残した。

 

▪️ボディ攻撃が生んだ1分13秒の決着

今回のフィニッシュで印象的だったのは、決着に至るまでの攻撃の流れだ。

加藤選手は試合開始直後からボディを狙い続け、ジャブ、ワンツー、左右のフックと攻撃を重ねた。

そして最後は右フックで相手の意識を上へ向けた直後、左ボディ。

序盤から積み重ねたボディ攻撃が、最後の一撃をより効果的なものにした。

わずか1分13秒。

しかし、その短い時間の中には、加藤選手の強打と試合運びが凝縮されていた。


【文:高須基一朗 瞬刊モッツ 編集部】