【K-1】18歳・田邉謙心選手が壮絶なダウンの奪い合いを制す 池田幸司選手を3度ダウンを奪い4戦4勝 解説の佐藤嘉洋氏も「裏メイン」と期待
K-1スーパー・バンタム級の池田幸司選手と田邉謙心選手が激突した第2試合は、互いにダウンを奪い合う激しい打撃戦となった。
解説を務めた佐藤嘉洋氏が、この日の前半戦の第1部「裏メイン」と位置付けるほど期待を寄せた一戦。その言葉を裏付けるように、18歳の田邉選手が序盤から長身のサウスポーという持ち味を生かし、鋭い攻撃を見せた。
▪️18歳・田邉選手が先制ダウン 長身サウスポーを生かした高速の左
第1ラウンドから試合は動いた。
田邉選手が右フックを打ち込み、池田選手からダウンを奪う。
長身のサウスポーを生かし、距離を保ちながら左ストレート、さらに左膝と多彩な攻撃を繰り出す。相手との距離を支配しながら、最後には関節蹴りも見せ、18歳とは思えない落ち着いた試合運びを披露した。
先にダウンを奪ったことで、田邉選手が試合の主導権を握ったかに見えた。
しかし、ここから池田選手が反撃に出る。
第2ラウンドに池田選手が猛反撃 右ストレートでダウンを奪い返す
第2ラウンドに入ると、池田選手は流れを取り戻すべく距離を詰めた。
強打を打ち込みながら前へ出ると、右ストレートを中心にプレッシャーを強めていく。
そして池田選手が右の一撃でダウンを奪い返す。
一度は先手を取った田邉選手だったが、ここで池田選手が反撃。互いにダウンを一つずつ奪い合う、緊張感の高い展開となった。
それでも田邉選手は崩れなかった。
▪️再び田邉選手が右フックを打ち抜き 最後は左ストレート
打ち合いが激しくなる中、田邉選手が再び攻撃の精度を上げる。
右クロスをカウンターで合わせ、ロープ際ではパンチをしっかりと打ち込む。
さらに右フックでダウンを奪い返すと、今度は左ストレート。
足元がふらつく池田選手に対して、田邉選手が攻撃を畳みかけた。
互いにダウンを奪った後も、両者が引かずに打ち合う展開。最後まで攻撃を止めない田邉選手の打撃が際立った。
4戦4勝 18歳のホープが強烈なインパクト
田邉選手はこれでプロ4戦4勝。
わずか18歳ながら、長身のサウスポーという身体的な特徴を生かした距離感に加え、左右のパンチ、膝、カウンターまで織り交ぜる攻撃力を披露した。
何より印象的だったのは、先にダウンを奪った後、池田選手にダウンを奪い返されても試合の流れを手放さなかったことだ。
互いに倒し、倒される展開から、最後は再び田邉選手が攻撃で上回った。
第1部の「裏メイン」と評された18歳のホープ。その期待に応えるだけのインパクトを残す一戦となった。
今後、K-1スーパー・バンタム級でどこまで存在感を高めていくのか。4戦4勝という数字以上に、今回の激しい打撃戦は田邉選手の名前を強く印象づける内容となった。
