RIZIN.54= 前日計量で異例の展開 元Bellator王者パッチー・ミックスら2人が体重超過…秋元強真―クレベルは両者クリアで決戦へ
格闘技イベント「RIZIN.54」(11日、東京・TOYOTA ARENA TOKYO)の前日公開計量が10日、都内で行われた。全10試合20選手が計量に臨み、18選手が規定体重をクリア。一方、元Bellator世界バンタム級王者のパッチー・ミックスと、フライ級で注目を集めるアリベク・ガジャマトフが体重超過となり、大会前日から波乱の展開となった。
その一方で、メインイベントに予定されている秋元強真選手とクレベル・コイケ選手は、ともにリミット内で計量を終えた。次期フェザー級タイトル戦線を占う重要な一戦を前に、両者が万全の状態で決戦の舞台を迎える。
▪️メインイベントは両者クリア 秋元強真とクレベル・コイケが決戦へ
注目のメインイベントは、RIZIN MMAルール5分3R、66キロ契約で行われる。
元フェザー級王者のクレベル・コイケ選手は65.95キロ、
秋元強真選手は66.00キロで、ともに規定体重をクリアした。
秋元選手は20歳という若さながら、RIZINフェザー級で存在感を高めている新鋭。
対するクレベル選手は、長年にわたってRIZINのフェザー級戦線を
けん引してきた実力者だ。
新世代の勢いと、経験豊富な元王者の技術が激突する構図だけに、試合前から大きな注目を集めている。
さらに、この一戦は次期フェザー級タイトルマッチにつながる可能性が高いとみられており、勝者にとっては今後のタイトル戦線を大きく左右する一戦となる。
公開計量では両者が規定をクリア。最後までコンディションを整え、
いよいよ11日の決戦を迎えることになった。
▪️元Bellator王者ミックスが2.85キロ超過
大会前日に大きなインパクトを残したのが、パッチー・ミックス選手の計量だった。
第9試合、佐藤将光選手との対戦を予定しているミックス選手は、
61.0キロの契約体重に対して63.85キロ。実に2.85キロの超過となった。
ミックス選手はBellator世界バンタム級王座を獲得した実績を持つ世界トップクラスのファイター。今回のRIZIN参戦は、国内のファンにその実力を披露する機会としても注目されていた。
しかし、計量では規定体重に届かず。壇上ではファンに謝罪する場面も見られた。
試合はノーコンテストルールで実施されることが決定。
計量結果そのものが、試合前から大きな話題を呼ぶことになった。
▪️ガジャマトフ選手も1.75キロ超過
第8試合では、アリベク・ガジャマトフ選手も計量で規定体重をオーバーした。
伊藤裕樹選手とのフライ級戦は57.0キロ契約。
伊藤選手が57.00キロでクリアしたのに対し、ガジャマトフは58.75キロだった。
超過は1.75キロ。
ガジャマトフは公開計量の場で
「健康上の問題があり、体重を落とせなかった」と説明した。
こちらも試合はノーコンテストルールで行われることが決定。
対戦相手の伊藤選手にとっては、規定体重を守った上でリングに上がることになる。
そのほかの8試合は全選手がクリア
計量オーバーとなった2試合を除けば、残る8試合は全選手が規定体重をクリアした。
第7試合のヘビー級対決では、上田幹雄選手が108.15キロ、
エドポロキング選手が116.30キロ。120キロのリミットを双方がクリアした。
第6試合のスダリオ剛―酒井リョウ戦も、
スダリオ選手が118.25キロ、酒井選手が112.80キロで問題なく計量を終えている。
フェザー級の摩嶋一整―武田光司戦では、
摩嶋選手が65.90キロ、武田選手が66.00キロ。
後藤丈治―アジズベク・テミロフの61キロ契約では、
後藤選手が60.85キロ、テミロフ選手が60.95キロと、両者ともリミットを下回った。
第3試合の平本丈―ジョリー戦は、
平本選手が56.90キロ、ジョリー選手が57.00キロ。
第2試合の直樹―細川一颯戦は、
直樹選手が68.90キロ、細川選手が68.95キロでクリアした。
オープニングを飾る水野新太―リー・カイウェン戦も、
水野選手が65.85キロ、リー選手が66.00キロとなった。
前日計量からすでに波乱を予感させる展開となったRIZIN.54。
あとは選手たちが、リング上でその実力をぶつけ合うだけだ。

