ラマザン・テミロフ 衝撃の1R KO劇! 元タイトル挑戦者スティーヴ・エルセグを撃破 UFCフライ級戦線に名乗り
【©️UFC】
26日、世界最高峰の総合格闘技団体UFCがアブダビで開催した「UFC Fight Night Abu Dhabi」。フライ級注目カードでは、ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)がランキング10位の強豪スティーヴ・エルセグ(オーストラリア)を相手に、圧巻の1ラウンドKO勝利を飾った。
激しい打撃戦が予想された一戦は、開始直後からテミロフが持ち味である爆発的なプレッシャーを発揮。距離を詰めながら強烈なパンチを繰り出し、エルセグに反撃の時間を与えなかった。
▪️フライ級離れした破壊力 テミロフの強烈な右が試合を終わらせる
試合が動いたのは1ラウンド終盤。
前へ出続けるテミロフは、エルセグの攻撃に合わせて鋭い右のパンチをヒット。その一撃でエルセグを大きく崩すと、追撃のパンチを重ね、顔面からキャンバスへ倒れ込む劇的なフィニッシュとなった。公式記録では1ラウンド4分21秒でのKO決着となっている。
小柄ながら圧倒的なフィジカルと爆発力を持つテミロフの戦いぶりに、海外ファンからは「フライ級とは思えないパワー」「この階級で最も危険な打撃を持つ選手の一人」といった驚きの声が広がった。
▪️エルセグ撃破でUFC無敗継続 評価急上昇の新鋭
今回の勝利でテミロフはUFC戦績を3戦3勝へ伸ばし、さらにそのうち2試合を1ラウンドフィニッシュで飾った。復帰戦という状況を感じさせない完成度の高いパフォーマンスで、フライ級上位勢への挑戦権を強くアピールする結果となった。
一方、敗れたエルセグは元UFCフライ級タイトル挑戦者として知られる実力者。巧みなボクシング技術と総合力を武器にトップ戦線で評価されてきたファイターだっただけに、今回の早期決着は大きなインパクトを残した。
また、UFC公式も今回の勝利を「強烈な声明を示すパフォーマンス」と紹介し、テミロフに「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」のボーナスを授与した。
【文:高須基一朗】

