サム・ニールさん死去 78歳『ジュラシック・パーク』アラン・グラント博士役で世界的人気 今年4月には「がん完治」を報告
映画『ジュラシック・パーク』シリーズでアラン・グラント博士を演じ、世界中の映画ファンに愛された俳優のサム・ニールさんが7月13日、オーストラリア・シドニーで死去した。78歳だった。
訃報は同日、家族がサムさんのInstagramを通じて公表した。
声明では、「サム・ニールの家族より、深い悲しみとともに訃報をお伝えいたします」としたうえで、家族に見守られながら穏やかに最期の時を迎えたことを明かした。
また、家族は「突然の予期せぬ別れではありましたが、がんの再発がない状態のまま旅立ったことは、私たちにとってせめてもの救いです」とコメント。闘病を支えたシドニーのセント・ビンセント私立病院の医療スタッフへの感謝を伝えるとともに、「深い悲しみの中にある家族のプライバシーを尊重してほしい」と呼びかけた。現時点で死因は公表されていない。
サムさんは2021年に血液のがんと診断され、その後は治療を続けながら俳優活動を継続。今年4月にはオーストラリアメディアのインタビューで、約5年に及ぶ闘病を経て「がんは完治した」と報告。「そろそろ次の映画を撮る時期ですね」と笑顔で語り、今後の活動への意欲を示していた。
サムさんの代表作といえば、1993年公開の映画『ジュラシック・パーク』で演じた古生物学者アラン・グラント博士だ。続編『ジュラシック・パーク III』(2001)、さらに『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)でも同役を再演し、オリジナルキャストの復帰は世界中のファンを沸かせた。今年にはスーパーボウル向けCMにも出演し、変わらぬ存在感を披露していた。
そのほかにも『テロリストたちの夜/自由への挽歌』(1977)、『オーメン/最後の闘争』(1981)、『ポゼッション』(1981)、『デッド・カーム/戦慄の航海』(1988)、『レッド・オクトーバーを追え!』(1990)、『ピアノ・レッスン』(1993)、『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2016)など数々の話題作に出演。半世紀近くにわたり第一線で活躍し、その確かな演技力と温かな人柄で多くの人々に愛され続けた。

