ドジャース逆転勝利 佐々木朗希選手は課題と収穫が交錯した6回3失点 粘投で試合をつくり次戦へ期待 大谷翔平選手は無安打
【©️Los Angeles Dodgers 】
ドジャースが終盤の勝負強さで競り勝った。
先発した佐々木朗希選手は2本塁打を浴びるなど6回3失点で今季4勝目はならなかったものの、崩れかけた場面を立て直す粘りの投球を披露。課題を残しながらも修正力を示し、チームの勝利につながる試合をつくった。一方、大谷翔平選手は4打数無安打で3試合連続本塁打とはならなかった。
■MLB ドジャース 4―3 ロッキーズ(日本時間9日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの佐々木朗希選手が、本拠地で行われたロッキーズ戦に今季16度目の先発登板。6回78球を投げ、被安打4(2本塁打)、5奪三振、1四死球、3失点で降板した。勝敗は付かず、5月24日のブルワーズ戦以来となる白星は7試合連続でお預けとなったが、終盤まで試合を壊さない粘りの投球で、チームの逆転勝利を呼び込んだ。
ドジャース打線は初回、相手先発グレイソン・ヒューズ投手を攻め立てる。暴投で先制すると、カイル・タッカー選手の適時打などで3点を奪い、幸先良くリードを広げた。
しかし、援護を受けた直後の2回、佐々木選手は2本のソロ本塁打を浴びて1点差に迫られる。さらに3回には犠飛を許し、試合は3―3の振り出しに戻った。
それでも、この日の佐々木選手はここから崩れなかった。
4回には無死二、三塁という最大のピンチを迎えながら、持ち味のフォークと速球を織り交ぜて連続三振を奪うなど、後続を断って無失点。5回は鋭いライナーを自ら好捕するなどテンポ良く三者凡退に抑え、6回も落ち着いた投球でゼロを並べた。
2本塁打を許した一方で、ピンチでギアを上げて踏ん張る投球は大きな収穫だった。課題となっている被本塁打は依然として改善が求められるものの、失点後に立て直し、6イニングを投げ切った内容は次戦へ向けて前向きな材料となった。
打線は中盤以降沈黙したが、8回に再び勝負強さを発揮する。
相手の好機をリリーフ陣が無失点でしのぐと、その裏、トミー・エドマン選手とフレディ・フリーマン選手の連打で一、三塁の好機を演出。ここでムーキー・ベッツ選手が中前へ勝ち越し適時打を放ち、4―3と試合をひっくり返した。
9回はリードを守り切り、ドジャースが接戦を制してカード勝ち越しを決めた。
なお、「1番・DH」で先発出場した大谷翔平選手は4打数無安打。3試合連続本塁打はならなかったが、チームは終盤の集中打で白星をつかんだ。佐々木選手も白星こそ付かなかったものの、苦しい展開で試合を立て直した投球は、今後につながる価値ある内容だった。

