森保ジャパン W杯史上最多4得点で今大会初勝利 上田選手2発&鎌田選手2戦連発、伊東選手もW杯初ゴール 首位通過へ望みつなぐ快勝劇

2026.6.21

■FIFAワールドカップ2026

グループF 日本 4-0 チュニジア

日本時間21日、メキシコ・モンテレイスタジアム

サッカー日本代表(FIFAランク17位)はチュニジア代表(同54位)を4-0で下し、グループステージ(GS)初勝利を飾った。勝ち点を「4」に伸ばした日本はグループFの2位に浮上。上田綺世選手が2ゴール、鎌田大地選手が2試合連続ゴールを記録し、伊東純也選手もW杯初得点をマークした。4得点は日本代表のワールドカップ史上最多得点となり、決勝トーナメント進出へ向けて大きな勝利となった。


 

 

日本は前半4分、右サイドから崩した攻撃で田中碧選手、中村敬斗選手とつなぎ、最後は鎌田選手が押し込んで先制。10分にはCKから冨安健洋選手がゴールに迫るなど主導権を握った。

さらに31分には、上田選手がハーフウェーライン付近からの縦パスを受けると、自らドリブルで持ち込み右足を一閃。

鮮やかなシュートをゴール左隅へ突き刺し、自身のW杯初ゴールで追加点を挙げた。

2点リードで迎えた後半も日本の勢いは止まらない。

24分、田中選手の縦パスから抜け出した伊東選手が相手DFを背負いながらも冷静に流し込み、待望のW杯初ゴール。さらに38分には右サイドを崩した攻撃から佐野海舟選手のクロスに上田選手が頭で合わせ、この日2点目となるダメ押しゴールを決めた。

守備陣も安定感を発揮した。

後半序盤にチュニジアの反撃を受ける場面はあったものの、板倉滉選手、冨安選手、伊藤洋輝選手らを中心に粘り強く対応。GK鈴木彩艶選手も落ち着いたプレーを見せ、無失点で試合を締めくくった。

 

試合後、森保一監督は「自分たちがやることをしっかり準備してくれて、思い切ってパフォーマンスしてくれたことがよかった」と選手たちを称賛。また、「多くのサポーターの皆さんが勇気を与えてくださった」と語り、日本からの声援に感謝を示した。

2ゴールを記録した上田選手も「初戦の勝ち点1を生かすためにも今日は絶対に勝ち点3が必要だった。その結果に貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。

グループFはオランダと日本がともに勝ち点4で並び、得失点差も同じプラス4。総得点の差で日本は2位につけている。最終戦のスウェーデン戦は決勝トーナメント進出を懸けた重要な一戦であると同時に、首位通過を争う大一番となる。

今大会の決勝トーナメントでは、グループリーグを1位で突破するか2位で突破するかによって対戦相手や勝ち上がりルートが大きく変わる。特に2位通過となった場合は、優勝候補のブラジルと対戦する可能性が高く、トーナメント序盤から厳しい戦いを強いられる。一方で首位通過となれば、その強豪ルートを回避できる可能性が高まり、ベスト8、さらにはその先を見据える上でも大きな意味を持つ。

日本は26日に行われるグループリーグ最終戦でスウェーデン代表(FIFAランク34位)と対戦する。4ゴール快勝で勢いに乗る森保ジャパンにとって、この一戦は決勝トーナメント進出だけでなく、ブラジルとの対戦回避を含めた今後の戦いを左右する極めて重要な90分となる。

 


【グループF順位表】(2026年6月21日現在)
1 オランダ   勝ち点4(得失点差+4、総得点7)
2 日本     勝ち点4(得失点差+4、総得点6)
3 スウェーデン 勝ち点3
4 チュニジア  勝ち点0