ハーパーが初のサイクル安打達成!シュワバーは圧巻の1試合3発 フィリーズ打線が15得点の猛攻でメッツ粉砕
【©️philadelphia phillies 】
ナ・リーグ東地区の上位進出を狙うフィリーズが、強力打線の破壊力を見せつけた。6月20日(日本時間21日)のメッツ戦で15―3の大勝。主砲ブライス・ハーパー選手が自身初のサイクル安打を達成し、カイル・シュワバー選手は1試合3本塁打を記録するなど、リーグ屈指の打線が序盤から相手投手陣を完全に飲み込んだ。
試合の主役となったのは、やはりチームの顔であるハーパー選手だった。
初回2死からメッツ先発ペラルタの初球を捉え、右中間へ先制の16号ソロ。さらに3回には二塁打と安打を放ち、大量8得点のビッグイニングを演出した。
そして11―1で迎えた5回2死一、二塁の場面では、左中間を破る二塁打を放ち、自身初となるサイクル安打を達成。歴史的快挙を成し遂げたハーパー選手は三塁上で力強いガッツポーズを見せ、本拠地のファンを熱狂させた。
フィリーズ打線の恐ろしさはハーパー選手だけではない。
リーグを代表する長距離砲のシュワバー選手が、さらに強烈なインパクトを残した。
3―0で迎えた3回、無死から右中間へ26号ソロを叩き込むと、打者一巡後の一、二塁の好機では再び右中間スタンドへ27号3ラン。わずか1イニングで2本のアーチを描き、試合の流れを完全に決定づけた。
勢いは止まらない。13―3の7回には右越えへ28号2ランを放ち、自身5度目となる1試合3本塁打を達成。ナ・リーグ本塁打ランキングでは2位との差を7本に広げ、メジャー全体でもトップ争いを大きくリードする独走状態に入った。
この日のフィリーズはハーパー選手のサイクル安打、シュワバー選手の3本塁打だけでなく、打線全体が途切れることなく得点を重ねた。序盤から相手投手陣に襲い掛かり、わずか5回までに11得点を奪取。長打力とつながりを兼ね備えた打線の厚みを改めて印象づける内容となった。
また、MLB公式サイトによると、ハーパー選手の「5回までのサイクル安打達成」は1961年以降でわずか7人目の快挙。2015年のエイドリアン・ベルトレ氏以来、11年ぶりとなる歴史的記録でもあった。
開幕直後は苦戦を強いられ、4月末にはロブ・トムソン前監督の解任という大きな決断も下したフィリーズ。しかし、その後は投打がかみ合い着実に巻き返しを続けている。この日のようにハーパー選手とシュワバー選手を中心とした破壊力抜群の打線が機能すれば、地区首位ブレーブス追撃への期待だ。

