南アフリカに痛手…主力MFズワネが3試合出場停止 韓国戦欠場濃厚でグループリーグ突破へ暗雲

2026.6.18

2026北中米ワールドカップで、南アフリカ代表に大きな痛手が走った。開幕戦で退場処分を受けたMFテンバ・ズワネ選手に対し、国際サッカー連盟(FIFA)は3試合の出場停止処分を科したと発表。処分が確定すれば、グループリーグ第3戦の韓国代表戦を含む残り2試合を欠場することになり、チームの戦力ダウンは避けられない状況となった。


 

ズワネ選手は、メキシコとの開幕戦で途中出場。

試合終盤、相手MFロベルト・アルバラード選手への危険なプレーによって一発退場となった。FIFAは同選手の行為を「深刻な反則行為」と判断し、通常の自動停止処分を上回る3試合の出場停止を決定した。

南アフリカは開幕戦でMFスペフェロ・シトール選手も退場しており、終盤は9人での戦いを強いられた。数的不利のなかで守備網が崩れ、開催国メキシコに0-2で敗戦。グループリーグ突破へ向けて厳しいスタートを切っていた。

今回の処分により、ズワネ選手は第2戦のチェコ代表戦だけでなく、グループリーグ突破争いの行方を左右する第3戦の韓国代表戦にも出場できない可能性が高い。36歳のベテランは長年にわたり南アフリカ代表の攻撃を支えてきた中心選手であり、その不在はチームにとって大きな痛手となる。

ズワネ選手は国内屈指の強豪クラブ、マメロディ・サンダウンズで長年活躍。南アフリカ代表でも50試合以上に出場しており、経験と創造性を兼ね備えたゲームメーカーとして知られる。大会直前にはベテランとして若手を牽引する役割も期待されていただけに、まさかの長期離脱はチーム構想に大きな影響を及ぼしそうだ。

一方で、南アフリカ代表を率いるウーゴ・ブロス監督は開幕戦後、判定への不満を隠さなかった。会見では「2度目の退場については納得できない部分がある。相手選手の行為に対する判定との整合性が取れていなかった」と主張。

審判団のジャッジに疑問を呈していた。

韓国代表にとっては、グループリーグ終盤の直接対決を前に相手の主力不在という追い風となる可能性がある。しかし、南アフリカとしてもベテラン司令塔を欠くなかで総力戦を余儀なくされるだけに、グループAの突破争いはさらに激しさを増す。