NBAファイナル ニックスが歴史的な29点差大逆転!アヌノビー選手が残り1.2秒の劇的決勝弾 53年ぶり優勝へ王手

2026.6.11

【©️New York Knicks 】

現地時間6月10日(日本時間11日)、NBAファイナル第4戦がマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行なわれ、ニューヨーク・ニックスがサンアントニオ・スパーズを107―106で撃破。最大29点差を覆す歴史的な大逆転勝利を飾り、

シリーズ成績を3勝1敗として53年ぶりのNBA制覇へ王手をかけた。


 

試合序盤はスパーズが圧倒した。

ヴィクター・ウェンバンヤマ選手やデビン・ヴァッセル選手らを中心に攻勢を強め、第1クォーターを41―22で終了。さらに前半だけでNBAファイナル史上最多となる14本の3ポイントシュートを沈め、ニックスは27点ビハインドで後半へ突入した。

しかし、第3クォーターに入ると試合の流れが一変する。

ウェンバンヤマ選手のフレグラントファウルをきっかけに会場の空気が変わり、OG・アヌノビー選手、ジェイレン・ブランソン選手、ジョシュ・ハート選手らが猛反撃。13―0のランで一気に点差を縮めると、超満員のMSGは次第に熱狂の渦に包まれていった。

そして運命の第4クォーター。

地元ファンの大声援を背にしたニックスは20―4の猛攻を展開。

残り1分30秒にはブランソン選手のレイアップでついに逆転に成功する。

それでもスパーズは簡単には崩れなかった。

残り30秒、ステフォン・キャッスル選手のフリースローで再びリードを奪い返し、

勝負は最後のプレーへ。

ドラマが待っていたのはその直後だった。

残り1.2秒、ブランソン選手のシュートが外れた瞬間、

ゴール下へ飛び込んだアヌノビー選手が値千金のプットバックを成功。

107―106。

わずか1点差で勝負を決める劇的な決勝弾に、MSGは大歓声に包まれた。

29点差という絶望的な状況からはい上がり、最後の最後で勝利をもぎ取ったニックス。その強靭な精神力と勝負強さは、まさに王者の資質を感じさせるものだった。

ブランソン選手は36得点7アシスト、決勝点を挙げたアヌノビー選手は33得点と躍動。

チーム全体が諦めない姿勢を貫き、球団史に残る歴史的逆転劇を完成させた。

一方、スパーズはウェンバンヤマ選手が24得点13リバウンド、ディアロン・フォックス選手とヴァッセル選手が18得点を記録したものの、終盤の失速が響き、

あと一歩のところで勝利を逃した。

NBAファイナル史に刻まれるであろう歴史的な1点差の大逆転勝利。

53年ぶりの頂点まで、ニックスはあと1勝に迫っている。