今永昇太投手 13イニング連続無失点の圧巻投球!「試合中の修正力」で今季7勝目 パイレーツ戦通算防御率0.24の驚異的数字
シカゴ・カブスの今永昇太投手(32)が、圧巻の投球でチームを勝利へ導いた。
25日(日本時間26日)、敵地ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に
先発登板した今永投手は、6回84球を投げて
4安打無失点、4奪三振1四球の好投。
今季7勝目を挙げ、カブスの11―0の快勝に大きく貢献した。
これで今永投手は13イニング連続無失点を記録。
安定感抜群の投球で相手打線を封じ込め、メジャーの舞台で存在感をさらに高めている。
同じく日本人選手では「2番・右翼」で出場した鈴木誠也外野手(31)が、5回に右前2点適時打を放つなど5打数1安打2打点をマーク。投打がかみ合ったカブスは2連勝を飾り、貯金を14に伸ばした。
試合後、今永投手は自身の好調の要因について、試合中の対応力を挙げた。
「自分の中でいいボールと悪いボールを、ブルペンや試合の中でしっかり感じ取れている。ゲーム前のプランももちろんあるけど、ゲームに入ってからのプランもしっかり実行できているのがいい要因です」
事前に準備した戦略だけに頼るのではなく、対戦相手や試合展開に応じて柔軟に修正する能力。それが今永投手の安定した投球を支えている。
この日の相手先発は、昨季サイ・ヤング賞を受賞し、今季も9勝を挙げているパイレーツのポール・スキーンズ投手。注目されたエース対決だったが、今永投手が堂々たる投球で上回った。
初回はわずか8球で三者凡退に抑えると、2回に先頭打者へ四球を与えたものの、後続を外野フライに打ち取りピンチを回避。3回、4回も2死から走者を許す場面があったが、冷静な投球で得点を許さなかった。
カブス打線は5回、鈴木選手の2点適時打を含む4連打で先制すると、6回にはスキーンズ投手を攻略して一挙5点を追加。大量援護を受けた今永投手だったが、最後まで集中力を切らすことなく、相手打線を封じ続けた。
6回には左肩のユニホームがめくれていることにも気づかないほど投球に集中する場面もあったが、捕手からの指摘で修正。その後も安定したフォームで投げ抜き、救援陣へマウンドを託した。
今永投手は試合後、打者との駆け引きについても語った。
「とにかく相手が待っていないボールを選択するというのと、待っているボールを投げなければいけない状況になった時に、しっかりと意図を持って、自分が投げるべきところ、やってはいけないミスを頭に決めて投げている」
打者の狙いを読みながら、状況に応じて投球を組み立てる高度なマウンドさばき。
メジャーで磨かれた投球術が、今季の躍進を支えている。
今永投手は2試合連続無失点で2連勝。
同じナ・リーグ中地区のパイレーツ戦では通算6試合で3勝0敗、
38イニングを投げて自責点はわずか1。通算防御率は驚異の0.24となった。

