バレーボール男子日本代表に激震―主将・石川祐希選手が声明「もう一度応援されるチームへ」 ティリ監督も“遺憾”表明

2026.6.4

バレーボール男子日本代表に衝撃が走った。

日本代表メンバーの佐藤駿一郎容疑者が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された問題を受け、主将の石川祐希選手が6月4日、日本バレーボール協会を通じて声明を発表。「キャプテンとして非常に重く受け止めている」と胸中を明かし、信頼回復への決意を示した。


 

日本代表は今季、2026男子アジア選手権優勝と、ロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得を大きな目標に掲げている。その中で発生した今回の不祥事は、チーム全体に大きな影響を及ぼす事態となった。

石川選手は声明の中で、「日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生し、キャプテンとして非常に重く受け止めております」とコメント。「私たち選手一同、この事実を真摯に受け止め、日本代表としての責任と自覚を改めて胸に刻み、日々の強化活動に取り組んでいきます」と語った。

さらに、「今シーズンは2026男子アジア選手権大会で優勝し、ロサンゼルス2028オリンピック出場権を獲得するという大きな目標があります。簡単な道のりではありませんが、もう一度皆さんに応援していただけるチームを作っていきたい」と強調。

チーム再建への強い覚悟をにじませた。

また、6月10日から中国・臨沂で開幕する「バレーボールネーションズリーグ2026 第1週」、そして日本開催となる大会へ向け、

「皆さんの声援を力に変え、出場権獲得へ全力で戦いたい」とファンへ呼びかけた。

 

ロラン・ティリ監督も今回の件についてコメントを発表。

「日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生したことは誠に遺憾です」とした上で、「ファンの皆さまにご理解をいただけるよう、代表チームとして責任ある活動を続けていく」と説明した。

そのうえで、「最大の目標は、ロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得へ繋がる2026男子アジア選手権大会で優勝すること」と改めて明言。

「安定感と突出した能力を兼ね備えた選手たちとともに、この夏の挑戦に全力で臨む」と意気込みを語っている。

佐藤容疑者は、東京都内のパチンコ店で乾燥大麻を所持していたとして、警視庁に麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。関係者によると、代表チームは当時、東京都北区で合宿を行っていた真っ只中だった。

身長205センチの佐藤容疑者は、高さを生かしたプレーが持ち味のミドルブロッカーとして将来を期待され、「次世代の大型MB」として日本代表でも注目を集めていた。男子日本代表は目前に迫る国際大会を前に、厳しい状況下での再出発を余儀なくされている。

選手を管理するフロント陣営の脇の甘さは明らかで、

代表選手の環境の改善がまずは最優先となる。