菊池雄星選手 左肩炎症で無念のIL入り 不振に苦しむ中での離脱はエンジェルスに大打撃

2026.5.4

米大リーグ・ロサンゼルス・エンゼルスは5月3日(日本時間4日)、菊池雄星選手が左肩の炎症により負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。適用は4月30日に遡る。


 

開幕から先発ローテーションの一角として期待されていた菊池選手の離脱は、

投手陣の台所事情が厳しいエンジェルスにとって大きな痛手だ。

特に今季は先発陣の安定感を欠く中で、

経験豊富な左腕の不在はチーム全体の戦力低下に直結しかねない。

菊池選手は今季、開幕2戦目となる3月27日(同28日)に初登板。

ここまで7試合に先発し、0勝3敗、防御率5.81と本来の力を発揮しきれずにいた。それでも先発陣の一員として起用され続けていた矢先の離脱となる。

 

異変が起きたのは前回登板の4月29日(同30日)、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦だった。2回まで無失点と順調な立ち上がりを見せていたが、3回のマウンドに向かう直前に左肩の張りを訴え、緊急降板。その後、MRI検査などの精密検査を受けていた。

菊池選手はトロント・ブルージェイズ時代の2023年から3年連続で30試合以上に先発し、ローテーションを守り続けてきた“タフネス左腕”。昨年12月の自主トレ公開時には「世界一健康なピッチャーになりたい」と語っていたが、今季初勝利を手にする前に戦線離脱を余儀なくされた。

チームにとっては、状態が上向ききらない中でも計算できる先発投手を失う形となり、先発ローテーションのピッチャーの再編は避けられない状況。巻き返しを狙うエンジェルスにとって、今回の主軸の投手一枚の離脱はシーズンの行方を左右しかねない深刻な痛手だ。