NBA人気ウォリアーズのカーHCの去就は未定 オーナー・GMと協議も結論持ち越し

2026.4.30

【©️Golden State Warriors 】

ゴールデンステイト・ウォリアーズを12シーズンにわたり率いてきたスティーブ・カーHCが、契約満了を受けて首脳陣と会談を実施。続投か交代か、来季に向けた重要な判断はなお持ち越されている。


 

4月30日(現地時間29日)に米メディア『ESPN』によると、ウォリアーズのカーHCは28日、オーナーのジョー・レイコブ氏、GMのマイク・ダンリービー・ジュニア氏と約2時間にわたり会談を行った。今季限りで契約が満了した指揮官の去就を巡る協議は前向きな内容だったとされるが、最終判断には至っていない。

2025-26シーズンのウォリアーズは主力の離脱に苦しんだ。エースのステフィン・カリーが負傷で43試合の出場にとどまり、さらにジミー・バトラーやモーゼス・ムーディーもシーズン終盤を欠場。戦力が大きく削がれる中での戦いを強いられた。

それでもチームはレギュラーシーズンを37勝45敗、ウェスタン・カンファレンス10位で終えると、プレーインでロサンゼルス・クリッパーズを撃破。第8シード決定戦ではフェニックス・サンズに敗れたものの、プレーオフ進出にあと一歩まで迫る粘りを見せた。

カーHCは2014-15シーズンに就任以降、チームを黄金期へ導いた名将だ。

2015年から5年連続でNBAファイナル進出を果たし、2015、2017、2018年に優勝。さらに2022年にも頂点に立ち、計4度のチャンピオンリングをもたらしている。レギュラーシーズン通算604勝(勝率63.1%)、プレーオフ通算104勝(同68.4%)はいずれも球団史上屈指の成績で、長期政権の実績は揺るがない。

一方で、チームは転換期に差しかかっている。カリーは38歳、ドレイモンド・グリーンとバトラーはともに30代後半に入り、主力の契約状況も流動的だ。

グリーンは今夏にFAとなる可能性があり、カリーとバトラーも来季で契約満了を迎える。

こうしたチームの事情から、球団が中長期的な再構築を見据えて指揮官交代に踏み切る選択肢も浮上している。今後はドラフトロッタリー、ドラフト、FA市場と重要日程が続く中、ウォリアーズとカーHCがどのような決断を下すのか!?