久保建英選手 16試合ぶり先発で躍動もチームは惜敗 敗戦チームから“異例”のMOM選出
【©️Real Socieda】
スペイン1部・ラ・リーガ第32節が22日に行われ、レアル・ソシエダは本拠地アノエタでヘタフェCFと対戦し、0-1で敗れた。日本代表MF久保建英選手は負傷から復帰後初の先発出場を果たし、フル出場。攻守にわたり存在感を示したものの、チームを勝利へ導くことはできなかった。
ソシエダは直前のコパ・デル・レイ決勝でアトレティコ・マドリードをPK戦の末に下し、来季の欧州大会出場権を獲得。だが、連戦の影響を考慮し、この試合ではターンオーバーを採用した。
1月中旬の左足負傷から復帰した久保選手にとっては、公式戦16試合ぶりの先発出場。試合序盤から鋭い切り返しや精度の高いクロス、アウトサイドでのスルーパスなどで攻撃をけん引し、キレのあるプレーを随所に見せた。
前半10分には相手のハンドでPKを獲得するも、ブライス・メンデス選手のシュートはGKダビド・ソリア選手に阻まれ、先制の好機を逃す。その後、チーム全体に疲労の色が見える中でも久保選手は個人技で局面を打開。だが30分、フアン・イグレシアス選手のクロスがオウンゴールを誘発し、先制点を許して前半を0-1で折り返した。
後半に入ると、ソシエダは久保選手のいる右サイドを起点に攻撃を展開。ドリブル突破やスルーパス、さらにはゲームメイクやサイドチェンジで攻撃の活性化を図る。しかし、守備を固めるヘタフェを崩し切るには至らず、最後まで同点弾は生まれなかった。
試合はそのまま0-1で終了。それでもフル出場した久保選手のパフォーマンスは高く評価され、ファン投票によるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。得票率は36%で、勝利したヘタフェのダビド・ソリア選手(32%)、フアン・イグレシアス選手(23%)らを上回り、敗戦チームからの選出という異例の結果となった。
ソシエダはこれでリーグ戦2試合勝利なし。
勝ち点42で8位に位置し、5位レアル・ベティスとの差は7に広がっている。
終盤戦に向け、巻き返しが求められる。

