SGA、連続20点超え“93試合”で歴代2位に浮上!! MLBで記録更新を続ける大谷翔平選手を思わせる快進撃―最難関のチェンバレン超えも射程内か!?
【©️Oklahoma City Thunder,】
オクラホマシティ・サンダーの絶対的エース、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)が、ついに歴史の扉を開いた。12月1日(現地11月30日)のブレイザーズ戦で26得点を記録し、連続20得点以上を“93試合”に更新。NBA歴代単独2位へ到達した。
この記録は、ウィルト・チェンバレンが1963~64年にかけて残した92試合を約61年ぶりに更新したもの。
センター全盛の時代に築かれた不朽の数字を、ガードのSGAが塗り替えた意義は大きい。
試合はサンダーが123-115で勝利し、開幕から20勝1敗。
リーグ最高勝率を維持した。SGAは前半こそタッチに苦しんだが、
勝負どころの第4クォーターにエースらしくギアを上げ、
ジャンパーやプルアップで確実に加点。
チェット・ホルムグレン(19得点)、
ジェイレン・ウィリアムズ(16得点)らと共に、
チームを12連勝に導いた。
そして、特筆すべきはここからだ。
■“126試合”という前人未到の壁に、現実味が帯び始める
歴代1位は、チェンバレンが保持する126試合連続20点超え。
一見すれば「絶対に破れない記録」の象徴のようだが、SGAの勢いを見ると、もはや不可能とは言い切れない。
この構図は、どこか同じく 米国MLBメジャーリーグで数々の記録を更新している大谷翔平選手の快進撃を思い起こさせる。
“届くはずがない”と言われた壁を、日々の積み重ねであっさり超えていく米国スポーツ界―。
現代のトップ選手たちの姿勢はジャンルを超えて共鳴するものがあり、SGAの躍進にも同じ空気が漂い始めている。
■安定性・勝負強さ・チーム状況…全てが記録更新に追い風
サンダーはリーグトップの勢いを保ち、SGAは試合ごとに出場時間も得点ペースも安定している。昨季から続く“エース体制”は完成度を増し、周囲の若手も急成長。チームが常に勝利を狙う状況が続く限り、SGAには自ずと大きな役割が託される。
つまり、チェンバレンの数字に迫るための環境は整いつつあるのだ。
スポーツ界は常に前例を上書きしてきた。
“絶対不滅”の言葉は、挑戦者の前では案外あっけなく崩れる。
大谷翔平選手が数々の「不可能」を現実に変えてきたように、
SGAもまた、チェンバレンのとてつもなく高い壁を越える潜在力を秘めている。
93試合という新たな数字は、その可能性をはっきりと示す通過点に過ぎないのかもしれない。


