ヌートバー選手、来春WBCで日本代表として出場は極めて不透明 両かかと手術で開幕戦も不確実

2025.10.27

【©️一般社団法人/日本野球機構】

カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は、来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場が極めて難しくなったことが分かった。ヌートバーは10月7日(日本時間8日)、両足かかとに発生していた慢性の骨棘形成と

アキレス腱付着部の炎症に対する手術を受けた。

チャイム・ブルーム編成本部長は地元ラジオ局のインタビューで、「

開幕戦出場の可能性は完全に消えていないが、保証できない」とコメント。

手術は成功しており、回復に向けたリハビリを開始しているものの、開幕までに十分な調整期間を確保できるかは不透明だという。

ブルーム氏は「無理にリハビリを急がせるつもりはない」とした上で、仮にシーズン開幕に間に合わなくても離脱期間は短期間にとどまる見込みと説明した。

ヌートバーは今季メジャーでは135試合に出場し、打率.234、13本塁打、48打点を記録。

2023年のWBCでは日系メジャーリーガーとして初めて侍ジャパン入り。

全7試合に「1番・中堅手」としてレギュラー出場し、

打率.269、出塁率.424、4打点、2盗塁を記録、

守備でも好守を見せてチームの世界一に貢献していた。